【スタルマナイト】(スツルマン石)南アフリカで産出される軽い石
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スタルマナイト(スツルマン石)は1981年南アフリカの北ケープ州のブラックロック鉱山で発見された黄色い鉱物です。

南アフリカ共和国は金、プラチナ、ダイヤの王国ですが

ブラックロック鉱山はマンガン鉱山です。

スタルマナイト(スツルマン石)について

スツルマン石は非常に軽い鉱物で、比重は1.85しかありません。

スタルマナイト(スツルマン石)の名前の由来

英名の 「Sturmanite」は、カナダのトロントにあるロイヤルオンタリオ博物館 の鉱物学学芸員の鉱物学者で、

カナダのユーコン州で採れる燐酸塩鉱物に関する研究と光学鉱物学で使用される手法を改良した

ボジダール・ダルコ・スツルマン (Bozidar Darko Sturman (1937- ) に敬意を表し、

ミシガン大学の鉱物学者Donald R. Peacor (1963-2002)、ピート・ダン (Pete J. Dunn)、マージョリー・ダガン(Marjorie Duggan)らによって1983年に命名されました。

和名はそのまま「スツルマン石」「スタルマン石」です。

スタルマナイト(スツルマン石)の成分

スタルマナイト(スツルマン石)はマンガン、アルミニウム、カルシウムを含む硫酸塩鉱物です。


💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類


化学組織は


(Ca6Fe3+2(SO4)2.5[B(OH)4](OH)12・25H2O

と表されます。

参考

Ca:カルシウム Fe:鉄 S:硫黄 O:酸素 

B:ホウ素 OH:水酸基 H2O:結晶水

スタルマナイト(スツルマン石)は比重が小さい

スタルマナイト(スツルマン石)は結晶水を25分子も含み、隙間を多く含む構造のため、比重が小さい(非常に軽い)鉱物です。

比重とはある物質の密度と、4℃の水の密度との比のことです。

主な物資の比重を比重の大きい順にまとめてみました。

物質名(和名 / 鉱物名)比重備考・特徴
プラチナ(白金)約 21.45貴金属の中で最も密度の高い部類
金(ゴールド)約 19.30水の約19倍の重さを持つ非常に重い金属
ガレナ(方鉛鉱)約 7.50 ~ 7.60鉛を含む鉱物で、見た目以上にズッシリとした重量感がある
ダイヤモンド約 3.51 ~ 3.53元素鉱物(炭素)。結晶構造が非常に密
水晶(クォーツ / 石英)約 2.65造岩鉱物の代表例で、宝石・鉱物の比重測定の基準にもよく使われる
沸石(ゼオライト)約 2.00 ~ 2.40構造内に無数の微細な孔(穴)を持つため、鉱物としては比較的軽量
オパール(蛋白石)約 1.90 ~ 2.30珪酸結晶に水分子が含まれるため、水分量によって比重が変動する
スタルマナイト(スタルマン石)約 1.85結晶水(25H2​O)を多く含んでいるため、鉱物の中では非常に軽い
1.00比重の基準(4°Cの水を1.00とする)

例えばダイヤモンドの比重はスラルマナイトの約倍です。

1ctは重さ(0.2g)です。

ですから1ctのスタルマナイトは1ctのダイヤモンドの倍の大きさになります。

スタルマナイト(スツルマン石)の結晶系

結晶系は
三方晶系に属します。

スタルマナイト(スツルマン石)の硬度

モース硬度 2.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

スタルマナイト(スツルマン石)の劈開

劈開は三方向に完全

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

スタルマナイト(スツルマン石)の色

褐色、オレンジ色、黄色、淡い黄色

スタルマナイト(スツルマン石)の光沢

ガラス光沢脂肪光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

スタルマナイト(スツルマン石)の石言葉

スタルマナイト(スツルマン石)の石言葉は今のところ無いようです。

スタルマナイト(スツルマン石) 誕生日石

スタルマナイト(スツルマン石)は「366日宝石図鑑」で10/7の誕生日石に選ばれました。

スタルマナイト(スツルマン石)の命名の由来となった

ボジダール・ダルコ・スツルマン教授は1937年10月7日生まれです。

スタルマナイト(スツルマン石)の主な産地

スタルマナイト(スツルマン石)の産地は

南アフリカ共和国🇿🇦

です。

発見地 南アフリカ共和国の国獣と国鳥

・国獣はスプリングボック

この写真はWikiからお借りしました

・国鳥はハゴロモヅル

この写真はWikiからお借りしました



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