

「バローダの月」は24.04カラット(4.808g)のファンシーイエロー、VS2、ペアシェイプカットのダイヤモンドの固有名詞です。
「バローダの月」について
「バローダの月」はインドのヴァドーダラー(バローダ)で発見されました。
発見された当初は25.95カラットの重量がありましたがカットされ24.04カラットのダイヤモンドになりました。
「海を渡って持ち運ぶと、持ち主に不運をもたらす」という都市伝説があります。
「バローダの月」の名前の由来
「バローダの月」はインドのヴァドーダラー(バローダ)で発見されたイエローダイヤモンドなので「The Moon of Baroda」と命名されました。
「バローダの月」の歴史
「バローダの月」は元々バローダのマハラジャである王家ガーイクワード家の所有物でした。
その後ハプスブルグ朝の女帝マリア・テレジアの元に贈られました。

その後、ゲークワード家に返還され、1860年にはネックレスに仕立てられました。
1920年代前半、マハラジャのサヤージ・ラーオ・ゲークワード3世によって匿名の買い手に売却されました。
1940年代に入ると再び姿を現し、1943年にマイヤー・ジュエリー・カンパニーの社長であるデトロイトのマイヤー・ローゼンバウムが購入しました。
ローゼンバウムはのちにマリリン・モンローへこのダイヤモンドを貸し出し、
彼女は1953年の映画『紳士は金髪がお好き』および劇中歌「ダイヤは女の最良の友(Diamonds Are a Girl's Best Friend)」の撮影でこれを着用しました。

2008年、アントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センターが主催した展覧会「Diamond Divas」にて、再び一般公開され、同年11月27日クリスティーズ香港のオークションで130万ドルで落札されました。

Photo: Bettmann/Getty Images
「バローダの月」の呪い伝説
多くの大きくて有名なダイヤモンドには以下のような「呪い伝説」があります。
・「バローダの月」は1780年代に所有したマリア・テレジアが1780年に肺炎のため63歳で死去しました。
娘のマリー・アントワネットと「バローダの月」の接点があったかは不明ですが、彼女も1793年にギロチンによる処刑で命を落としました。
・「バローダの月」が海を渡ってアメリカに着き、デトロイトの宝石店の社長、マイヤー・ローゼンバウムがマリリン・モンローに貸し出すと
その後モンローのキャリアと人生は下降を始めました。
野球選手のジョー・ディマジオとの結婚、アーサー・ミラーと再婚も上手くいかず、映画の興行収入も悪化したといいます。
「呪い伝説」と呼ぶにはこじつけのようにも感じますが、買えない我らのやっかみから生まれた伝説かもしれませんね。
ダイヤモンドの成分
ダイヤモンドは炭素のみからなる鉱物です。
化学組織は
C (炭素)
です。
イエローダイヤモンドは窒素原子が入り炭素と置き換わり、青色光を吸収するため黄色に見えます。
ダイヤモンドの結晶系

結晶系は立方(等軸)晶系です。
ダイヤモンドの硬度
モース硬度 10
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ダイヤモンドの劈開性
四方向に完全!
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鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
ダイヤモンドの靭性(衝撃に対する強さ)
ダイヤモンドはガラスや水晶と同等から、やや強い靭性です。
決して割れにくくないので大切に扱いましょう💎
ダイヤモンドのクラリティ
ダイヤモンドは4つのCで価値が決まると言われています。
4つのCとは
・Carat (カラット)重さ
・Color (色)無色透明が最高
・Cut (カット)
・Clarity (クラリティ)内包物の評価
です
クラリティとは透明度のこと。
ダイヤモンドのインクルージョン(内包物)やブレミッシュ(疵)が相対的にどの程度少ないかを評価する指標です。クラリティ(透明度)はダイヤモンドのインクルージョン(内包物)やブレミッシュ(疵)が少ないほど高評価になります。
「バローダの月」はVS2です!
ダイヤモンドの光沢
金剛光沢
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イエローダイヤモンドの石言葉
イエローダイヤモンドの石言葉は
・希望
・富
・成功
です。
「バローダの月」 誕生日石
「バローダの月」は「366日宝石図鑑」で11/27の誕生日石になりました。
「バローダの月」がクリスティーズ・香港・オークションで落札されたのは
2008年11月27日でした。
イエローダイヤモンドの主な産地
イエローダイヤモンドの主な産地は
・オーストラリア🇦🇺
・南アフリカ🇿🇦
です。
「バローダの月」の産出地 インドのヴァドーダラー(バローダ)
「バローダの月」は15世紀から17世紀の間に、インドのハイデラバード近郊にある伝説的なゴールコンダ鉱山で発見されました。

一帯はダイヤモンドの世界的な産地で、宝石界の伝説「ホープ・ダイヤモンド」や「コ・イ・ヌール・ダイヤモンド」も同地で産出されています。
















