

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は日本の神岡鉱山などでも見つかるリン酸塩鉱物です。
パイロモルファイト(緑鉛鉱)について
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は鉛を含む鉱床の酸化帯に見られ、石英などと共生する緑色の鉱物です。
結晶が小さいのでアクセサリーにはあまり加工されませんが、標本鉱物としてとても人気があります。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の名前の由来
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は溶融すると球状粒子は冷却される際に再結晶化します。
ですので英名のpyromorphiteは火を意味する「パイロ」と形を意味する「モルフ」が由来です。
和名は緑色である、鉛が含まれた鉱物なので「緑鉛鉱」です。
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の成分
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は鉛の塩化物でありリン酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
Pb5(PO4)3Cl
と表されます。
参考
Pb:鉛 P:リン O:酸素 Cl:塩素
不純物として
- 砒素
- カルシウム
- クロム
- フッ素
- ラジウム
- バナジウム 内包されやすいです。
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の
リンがヒ素に置き換わるとミメット鉱に
リンがバナジウムに置き換わると褐鉛鉱に変わります。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の結晶系

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の硬度
モース硬度 3.5~4
💎参考記事
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の劈開性
劈開はありません
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の色
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は緑色のイメージが強いのですが
褐色、灰色、オレンジ色、黄色などのものもあります。
不純物のヒ素が多くなると黄色みが強くなる傾向があります。
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の光沢
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は樹脂光沢です。
💎参考記事
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の石言葉
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の石言葉は今のところ無いようです。
パイロモルファイト(緑鉛鉱) 誕生日石
パイロモルファイト(緑鉛鉱)は「366日宝石図鑑」で8/2の誕生日石に選ばれました。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の主な産地
パイロモルファイト(緑鉛鉱)の主な産地は
・ドイツ🇩🇪
・中国🇨🇳
などです。
日本では岐阜県の神岡鉱山、大分県の木浦鉱山や尾平鉱山、秋田県の荒川鉱山、埼玉県の秩父鉱山などで見つかっています。
おまけ 岐阜県神岡鉱山の風景
・神岡鉄道廃線跡の端から眺める神通川
・飛騨神岡城
・神岡鉄道 鉱山前駅 駅標




















