【パイロモルファイト】(緑鉛鉱)加熱して冷ますと他の鉱物になる
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パイロモルファイト(緑鉛鉱)は日本の神岡鉱山などでも見つかるリン酸塩鉱物です。

神岡鉱山は奈良時代には採掘が始まった岐阜県飛騨市にある亜鉛・鉛・銀・石灰鉱山です。

一時は、東洋一の鉱山として栄えましたが2001年に閉山しています。

神岡鉱山の亜鉛鉱石の主要鉱物である閃亜鉛鉱に含まれるカドミウムを原因とする公害イタイイタイ病でも有名です。

16の辺りが神岡鉱山

パイロモルファイト(緑鉛鉱)について

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は鉛を含む鉱床の酸化帯に見られ、石英などと共生する緑色の鉱物です。

結晶が小さいのでアクセサリーにはあまり加工されませんが、標本鉱物としてとても人気があります。

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パイロモルファイト(緑鉛鉱)の名前の由来

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は溶融すると球状粒子は冷却される際に再結晶化します。

ですので英名のpyromorphiteはを意味する「パイロ」とを意味する「モルフ」が由来です。

和名は緑色である、鉛が含まれた鉱物なので「緑鉛鉱」です。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の成分

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は鉛の塩化物でありリン酸塩鉱物です。

💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Pb5(PO4)3Cl

と表されます。

参考

Pb:鉛 P:リン O:酸素 Cl:塩素

不純物として

  • 砒素
  • カルシウム
  • クロム
  • フッ素
  • ラジウム
  • バナジウム  内包されやすいです。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の

リンがヒ素に置き換わるとミメット鉱

リンがバナジウムに置き換わると褐鉛鉱に変わります。

ミメット鉱 この写真はWikiからお借りしました

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の結晶系

結晶系は
六方晶系に属します。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の硬度

モース硬度 3.5~4

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の劈開性

劈開はありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

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パイロモルファイト(緑鉛鉱)の色

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は緑色のイメージが強いのですが

褐色、灰色、オレンジ色、黄色などのものもあります。

不純物のヒ素が多くなると黄色みが強くなる傾向があります。

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の光沢

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は樹脂光沢です。

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の石言葉

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の石言葉は今のところ無いようです。

パイロモルファイト(緑鉛鉱) 誕生日石

パイロモルファイト(緑鉛鉱)は「366日宝石図鑑」で8/2の誕生日石に選ばれました。

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パイロモルファイト(緑鉛鉱)の主な産地

パイロモルファイト(緑鉛鉱)の主な産地は

・ドイツ🇩🇪

・中国🇨🇳

などです。

日本では岐阜県の神岡鉱山、大分県の木浦鉱山や尾平鉱山、秋田県の荒川鉱山、埼玉県の秩父鉱山などで見つかっています。

おまけ 岐阜県神岡鉱山の風景

・神岡鉄道廃線跡の端から眺める神通川

・飛騨神岡城

・神岡鉄道 鉱山前駅 駅標







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