【ミラライト】(ミラー石)「大隅石グループ」に属する鉱物
この写真はWikiからお借りしました

ミラライト(ミラー石)は希少なベリル(緑柱石)の一種で

オオスミライト(大隅石)グループのメンバーに属します。

オオスミライト(大隅石)グループは

複雑な六方晶系のケイ酸塩鉱物からなる鉱物グループで

最大の特徴は、化学構造の中に「Si12O30」を持っていることです。

大隅石、ミラライトのほかにスギライトも属します。

ミラライト(ミラー石)について

ミラライト(ミラー石)の名前の由来

ミラライトはスイスのグラウビュンデンにあるMilar渓谷で発見されたと思われていたので「Milarite」と命名されました。

のちに発見地は同じグラウビュンデンにあるGiuf渓谷であったことが分かりましたが、そのままミラライトと呼ばれています。

スイスのグラウビュンデンの位置

Milariteと命名したのは「アーカンサイト(針銀鉱)」や「エンスタタイト(頑火輝石)」も命名したドイツの鉱物学、結晶学および岩石学者のグスタフ・アドルフ・ケンゴット教授です。

Gustav Adolph Kenngott

和名は「ミラー石」です。

ミラライト(ミラー石)の成分

ミラライト(ミラー石)はカリウム、カルシウム、ベリリウムなどを含む水和珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

KCa2(Be2AlSi12)O30·H2O

と表されます。

参考

K:カリウム Ca:カルシウム

Be:ベリリウム Al:アルミニウム 

Si:珪素 O:酸素 H2O:結晶水

ミラライト(ミラー石)の結晶系

結晶系は六方晶系です。

ミラライト(ミラー石)の共生鉱物

クォーツ(石英)、スモーキークォーツ、アルバイト(曹長石)、オーソクレース(正長石)や雲母類、クロライト(緑泥石)、カルサイト(方解石)などと共生することがあります。

ミラライト(ミラー石)の硬度

モース硬度 5.5〜6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度

ミラライト(ミラー石)の劈開性

劈開は不明瞭、または(レアなので)不詳です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ミラライト(ミラー石)の靭性

ミラライト(ミラー石)は脆い鉱物です。

ミラライト(ミラー石)の色

無色、白、灰色、薄緑、黄緑、黄色があります。

ミラライト(ミラー石)の光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ミラライト(ミラー石)の石言葉

ミラライト(ミラー石)の石言葉は今のところないようです。


ミラライト(ミラー石)の誕生日石

ミラライト(ミラー石)は「366日宝石図鑑」で1/6の誕生日石に選ばれました。

ミラライトと命名したグスタフ・アドルフ・ケンゴット教授は

1818年1月6日生まれです。

ミラライト(ミラー石)の主な産地

ミラライト(ミラー石)の主な産地は

・スイス🇨🇭

・メキシコ🇲🇽

です。

ミラライト(ミラー石)の発見地 スイスのグラウビュンデンの風景





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