【ローソナイト】(ローソン石)環太平洋火山帯などで産出される鉱物
この写真はWikiからお借りしました

ローソナイト(ローソン石)は日本を含む環太平洋火山帯などの沈み込み帯で生じる鉱物です

環太平洋火山帯

太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、日本も含め火山列島や火山群の総称です。

環太平洋火山帯には世界の活火山の約6割があり、大・小スンダ列島インドネシア)と西インド諸島カリブ諸島)を含めた広義の環太平洋火山帯では世界の8割近くの火山を擁しています。

環太平洋火山赤い帯)、青線は海溝

沈み込み帯

沈み込み帯とは地球上の2つのプレートが出会って、下にあるほうのプレートがすべってマントルに1年で数cm沈み込む場所のこと。

この沈み込みによって海溝トラフが作られます。

海洋プレートの沈み込みによって海溝が作られる

ローソナイト(ローソン石)について

ローソナイト(ローソン石)は1895年にアメリカのカリフォルニア州マリン郡のティブロン半島で発見、報告されました。

ローソナイト(ローソン石)は沈み込み帯高圧・低温条件下で変成岩中に形成されるのが特徴です。

ローソナイト(ローソン石)の名前の由来

ローソナイトという名称は、カリフォルニア大学の地質学者アンドリュー・ローソンにちなみ、ローソンの教え子の大学院生Charles PalacheとFrederick Leslie Ransomeにより命名されました。

Charles Palache氏は

チャールサイトの名前の由来となった鉱物学者です。

和名はそのまま「ローソン石」覚えやすいですね!

ローソナイト(ローソン石)の成分

ローソナイト(ローソン石)はカルシウムとアルミニウムを含む珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

CaAl2Si2O7(OH)2·H2O

と表されます。

ローソナイト(ローソン石)の結晶系

結晶系は
直方晶系に属します。

ローソナイト(ローソン石)の硬度

モース硬度 8

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ローソナイト(ローソン石)の劈開性

劈開は2方向に完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ローソナイト(ローソン石)の色

ローソナイト(ローソン石)は無色、白色、淡青色、グレーがかった青色です。

ローソナイト(ローソン石)にはクロムを含むものがあります。

クロムを含むローソナイト(ローソン石)は濃い鮮緑色です。

ギリシャ産のファセットカットされたクロムローソナイト宝石、1.5カラット|画像提供:Kay Günther / G-Empire The World of Gems /http://www.g-empire.de /

ローソナイト(ローソン石)の光沢

ローソナイト(ローソン石)はガラス光沢や脂肪光沢です。

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ローソナイト(ローソン石)の石言葉

ローソナイト(ローソン石)の石言葉は今のところ無いようです。

ローソナイト(ローソン石) 誕生日石

ローソナイト(ローソン石)は「366日宝石図鑑」で7/25の誕生日石に選ばれました。

ローソナイトの名前の由来となったアンドリュー・ローソン教授は

1861年7月25日生まれです。

ローソナイト(ローソン石)の主な産地

ローソナイト(ローソン石)の主な産地は

・アメリカ🇺🇸

・中国🇨🇳

・キューバ🇨🇺

・フランス🇫🇷

・イタリア🇮🇹

・日本🇯🇵

・ニュージーランド🇳🇿

などです。

日本では

神居古潭(かむいこたん)変成帯中の北海道雨竜(うりゅう)郡幌加内(ほろかない)町、

黒瀬川中の高知市周辺などから産出します。

幌加内町

おまけ カルフォルニア州の風景

・デスバレー

・ヨセミテ グレイシャーポイント

・レイクタホ








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