疲労回復とアンチエイジング、不眠改善にも!牡蠣

疲労回復とアンチエイジング、不眠改善にも!牡蠣

🦪牡蠣の美味しい季節になりました。

牡蠣が大好きな私は、外食の機会があると、
真っ先に生牡蠣を食べに行きたくなってしまいます。

🦪牡蠣は、
美容貧血予防免疫力アップだけでなく、
いい睡眠に導入してくれたり、
冷え性を緩和してくれる、
素晴らしい食べ物です。

今回は牡蠣について、説明します。

そして、おもてなしにもぴったりな
牡蠣とマッシュルームのアヒージョ「古事記」の牡蠣が出てくるシーンの紹介をします。

牡蠣の選び方

養殖される牡蠣

殻付きの場合

厚みと重みがある物を選びましょう。

むき身の場合

身がふっくらしていて、 貝柱が大きく、ふちの黒い部分の色が濃い物が良いとされています。 また、丸い形で、傷が少ない物がいいでしょう。

牡蠣には生食用と加熱用があります

生食用と加熱用があります
生食用と加熱用というのは、 新鮮かどうかの違いではありません。 「牡蠣が獲れる海域」の違いです。 生食用、、、保健所が、       定期的に水質を検査し、       合格とされた、       指定した海域で       獲れた牡蠣 加熱用、、、それ以外で獲れた牡蠣 このように書くと、 「生食用」を買いたくなりますが、、、 牡蠣は1日300リットルの海水を 吸い込み、その成分を吸収して 成長しています。 河口など湾や沿岸の方が、 山や河川からの 栄養分やプランクトンが多いので、 その分、身も成長し 味も濃く美味しくなります。 でも水質検査で生食用にできないことが 多いのです。 沖合に出れば、水質も良くなり 保健所の規定値を満たすことが 多くなるのですが、 旨味成分も栄養成分も減少して しまいます。 また、「生食用」は滅菌洗浄を 行うため、 2〜3日間断食を強いられるので、 身がやせて、水っぽくなることも あります。 ですから生で食べるなら「生食用」 加熱するなら「加熱用」がオススメです。

牡蠣の栄養

タウリン   →アミノ酸の一種    肝臓の代謝機能の改善    血圧の正常化    血中コレステロール低下    網膜細胞の賦活    体力回復    気力回復 グリコーゲン   →即効性のエネルギーになる    活力を高めて精がつく    血行が促進される    スタミナ維持 亜鉛   →タンパク質の合成や骨の発育    インスリンの分泌促進    ホルモン代謝    免疫力を高める  欠乏すると、、、   →肌荒れ    抜け毛    貧血、立ちくらみ    爪の変形、変色    二日酔い 抗酸化成分CG7 →ビタミンEの2倍以上の    抗酸化力を持つ。   脳に到達することができ、    脳に多数存在する、    活性酸素を除去することで    睡眠を改善する。

牡蠣の薬膳的効果効能

陰液を滋養し血を補う  (陰液とは、人体を構成する、  津液、精、血などの総称です。)  顔面、唇、爪の色が悪い時も改善に。    めまい、心悸、不眠の改善に。  肢体のしびれ、微熱、ほてり  生理不順に。 心血を補い精神を安定させる  心悸、不眠、夢を良く見る   場合の改善に。  めまい、健忘の予防に。    脈が細くて弱い人に。 解毒

薬膳的応用

 ・慢性疲労  ・胸に熱感があり、不安を感じる  ・精神的に不安定  ・不眠  ・甲状腺腫  ・リンパ結核  ・貧血  ・神経衰弱   の、予防と改善に!

簡単!「牡蠣のアヒージョ」

アヒージョ
さっとできて、小腹がすいた時や
急にお客さんが見えた時、
また、ワインを飲みたくなった時にも便利です。

材料 (2人分)

牡蠣      6個 マッシュルーム 2個 ニンニク    1かけ オリーブオイル 150cc 一味または輪切りの唐辛子 お好みの量 ピンクペッパー      お好みで 塩            お好みの量
オリーブ

作り方

①ニンニクをみじん切りにする。 ②マッシュルームは厚めのスライスにする。 ③鍋にオリーブオイル、①、塩を入れて  中火で加熱する。 ④香りが出てきたら、弱火にして、  牡蠣、マッシュルーム、一味を加える。 ⑤お好みでピンクペッパーをちらす。   牡蠣の大きさにもよりますが、 5分ほどの加熱で完成します。

常備しておくと便利「冷凍牡蠣」

このブログは、物品販売をしておりませんが、参考までに、一年中、牡蠣を食べたい私が、常備している牡蠣を紹介します。

越前かに職人 甲羅組さんの
ジャンボ広島かきです。


冷凍牡蠣
写真のような状態で、一個ずつ冷凍されているので、
食べる分だけ出して、流水で解凍できて便利です。

「古事記」にも登場する牡蠣

「古事記」
縄文時代の遺跡である、三内丸山遺跡(青森県)などからも牡蠣の貝塚が見つかっていることから、日本人は牡蠣と古くから親しんできたことがわかります。 ですから、日本最古の歴史書である「古事記」にも登場します。 (「古事記」下つ巻「允恭天皇」の場面) 允恭天皇(いんぎょうてんのう)の娘、軽大娘皇女(かるのおおいらつめ)が、 実の兄の木梨軽皇子(きなしのかるのみこ) と恋仲になります。 当時、兄弟であっても、母親が違えば罪にならなかったのですが、この2人は同じ母親から生まれた兄弟です。 木梨軽皇子は現在の愛媛県に流刑になってしまいます。 軽大娘皇女(衣通王)は兄(夫)の出発の時に 夏草の あひねの浜の かきがひに 足踏ますな明かして通れ と、歌を献じました。 夜の浜で、牡蠣貝を踏んで、 足を怪我しないように、 夜が明けてからお通りください。 と、気づかった歌と思われます。
流刑になったとされる「道後温泉」
これは「古事記」の中の、衣通姫伝説(ソトオリヒメデンセツ)と呼ばれる悲恋物語です。 物語によると、道後温泉に流刑になった兄を追って衣通姫も愛媛に行き、再会して心中したことになっています。 心中は悲しいけれど、 「いい所で再会も果たせてよかったなぁ」 と、思います。 「宝塚」で「衣通姫伝説」をもとにした作品が上演されたこともあるそうです。 「古事記」における、ドラマチックな場面に牡蠣が登場したことが嬉しいですね。 昔から、日本人に愛されている牡蠣、 たくさん食べて元気に過ごしましょう。 🦪参考ページ 古事記を紹介したページ 古事記にも登場!あずき 胃腸の冷えと免疫力UPに!カブ にほんブログ村

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