【エリスライト】(コバルト華)日本でも産出!赤という名前の鉱物
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エリスライト(コバルト華)はコバルト(やニッケル)鉱床の上部酸化帯によく見られる二次鉱物で薄い膜状や粉末になって産出されます。

二次鉱物とは

鉱物が初生的に晶出したのち、化学変化して最初と異なる鉱物になったもの。

一般には変質作用によるもの。

地表水、地下水、熱水などによって酸化、水酸化分解してできます。

エリスライト(コバルト華)について

エリスライト(コバルト華)自体は経済的に重要な鉱物ではありませんが、コバルト鉱や銀の所在を示す目印とされてきました。

エリスライト(コバルト華)の名前の由来

1832年で、ザクセン州シュネーベルクにあるダニエル坑(Grube Daniel)での産出に基づいフランスの鉱物学者フランソワ・シュルビス・ボーダン氏が

ギリシャ語で「」を意味する「έρυθρος(erythros)」に由来して

エリスライト(erythrite)と命名しました。

「Cobalt bloom」「Red cobalt」「 Cobalt ocher」とも呼ばれることがあり

和名の「コバルト華」は「Cobalt bloom」を訳したものです。

フランソワ・シュルビス・ボーダン氏は

アズライトも命名しました。

ちなみにアズライトは古代ペルシャ語の「」を意味するlazhward

に由来して命名したそうです。

エリスライト(コバルト華)の成分

エリスライト(コバルト華)はコバルタイト(輝コバルト鉱)(CoAsS)が風化、分解して生じた鉱物です。

エリスライト(コバルト華)はコバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ヒ素(As)を含む砒酸塩鉱物です。

コバルタイトは硫黄(S)を含む硫化鉱物ですが風化、酸素分解すると砒酸塩鉱物になるのですね。

💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Co3(AsO4)2・8H2O

と表されます。

この写真はWikiからお借りしました

エリスライト(コバルト華)の結晶系

結晶系は
単斜晶系に属します。

エリスライト(コバルト華)の硬度

モース硬度 1.5〜2.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

エリスライト(コバルト華)の劈開性

劈開は完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

エリスライト(コバルト華)の色

エリスライト(コバルト華)はワインレッド色やピンク色です。

エリスライト(コバルト華)の光沢

ガラス光沢です。

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

エリスライト(コバルト華)の石言葉

エリスライト(コバルト華)の石言葉は今のところ無いようです。

エリスライト(コバルト華) 誕生日石

エリスライト(コバルト華)は「366日宝石図鑑」で7/24の誕生日石に選ばれました。

エリスライト(コバルト華)の主な産地

エリスライト(コバルト華)の主な産地は

・ドイツ🇩🇪 セントダニエル鉱

・日本🇯🇵 (和歌山県や岐阜県の鉱山)

です。

おまけ ドイツの風景

・ライン川の古城

・ハイデルベルク 歴史ある街並み

・ブランデンブルク門








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