

この写真は東京大学物性研究所さんのページからお借りしました
ハラダアイト(原田石)は1982年に新鉱物として発表された希少な鉱物です。
岩手県野田玉川鉱山と鹿児島県大和鉱山の2箇所のマンガン鉱床から発見されました。
ハラダアイト(原田石)について
ハラダアイト(原田石)はスズキアイト(鈴木石)と同様にとても小さな緑色の鉱物でロードナイト(ばら輝石)の中に埋もれて発見されます。
ハラダアイト(原田石)の名前の由来
ハラダアイト(原田石)は東京大学の鉱床学者の・渡辺武男教授、九州大学の吉村豊文教授になどによって発見され
北海道大学の原田準平教授の鉱物学における業績をたたえて「haradaite」と命名されました。
和名は「原田石」です。
発見者の渡辺武男教授、吉村豊文教授は共に北海道大学で原田準平教授と共に勤めていたことがありました。
ハラダアイト(原田石)の成分
ハラダアイト(原田石)はストロンチウムとバナジウムの珪酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
SrV4+Si2O7
と表されます。
参考
Sr:ストロンチウム V:バナジウム Si:珪素 O:酸素
ハラダアイト(原田石)とスズキアイト(鈴木石)
ハラダアイト(原田石)とスズキアイト(鈴木石)は固溶体の関係です。
ハラダアイト(原田石)のストロンチウムがバリウムに置換するとスズキアイト(鈴木石)になります。
ハラダアイト(原田石)の結晶系

ハラダアイト(原田石)の硬度
モース硬度 4〜4.5
💎参考記事
ハラダアイト(原田石)の劈開性
劈開は一方向に完全、
二方向に明瞭です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
ハラダアイト(原田石)の色
黄緑色、青緑色
ハラダアイト(原田石)の光沢
ガラス光沢
💎参考記事

この写真は東京大学物性研究所さんのページからお借りしました
ハラダアイト(原田石)の石言葉
ハラダアイト(原田石)の石言葉は今のところ無いようです。
ハラダアイト(原田石) 誕生日石
ハラダアイト(原田石)は「366日宝石図鑑」で10/5の誕生日石に選ばれました。
ハラダアイト(原田石)の命名の由来となった原田準平教授は1898年10月5日生まれです。
ハラダアイト(原田石)の主な産地
ハラダアイト(原田石)の産地は
・日本🇯🇵
です。
ハラダアイト(原田石)は
鹿児島県、岩手県、高知県、愛知県で発見されています。
発見地 岩手県野田玉川鉱山
野田玉川鉱山は岩手県九戸郡野田村玉川にあったマンガン鉱山です。
昭和27年から日本屈指のマンガン鉱山でしたがマンガンの輸入が増えたために昭和61年に操業停止しました。
ロードナイトなど100種を超える鉱物も産出されました。
閉山後はロードナイトを加工して宝飾品「マリンローズ」として販売する業務を開始し、
鉱道の一部を整備して地下博物館「マリンローズパーク」をオープンして観光業も始めています。














