『イルバイト』ナポレオンで有名なエルバ島で発見された「珪灰鉄鉱」
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イルバイトは1811年にイタリアのエルバ島で発見された鉱物です。

エルバ島」と聞くとナポレオンを連想する方が多いと思いますが、古代から鉄の産地であり洗煉で知られている島です。

イルバイトについて

イルバイトの名前の由来と和名

イルバイトはイタリアのエルバ島のかつてのラテン名(Ilva)に由来しています。

和名は成分から「珪灰鉄鉱」です。

和名の説明

珪、、、珪素

灰、、、カルシウム

が入っています

イルバイトの成分

イルバイトはカルシウムと鉄からなる珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は、

CaFe+22Fe+3OSi2O7(OH)

と表されます。

風化しやすい特性があり、リモナイト(褐鉄鉱・高師小僧に変化します。

イルバイトの硬度

モース硬度 5.5~6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

イルバイトの色

黒、褐黒色、灰色があります。

イルバイトの光沢

ガラス光沢〜金属光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

イルバイトの劈開性

劈開は二方向に完全または明瞭です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

イルバイトの石言葉

イルバイトの石言葉はまだ決まっていないようです。

イルバイト 誕生日石

イルバイトは「366日宝石図鑑」で5/2の誕生日石に選ばれました。

イルバイトと命名したノルウェーの哲学者・鉱物学者の

ヘンリック・ステフェンス氏は1773年5/2 生まれです。

イルバイトだけじゃない!エルバ島の鉱物

赤いところがエルバ島

エルバ島は古代から鉄鉱石(特に赤鉄鉱・磁鉄鉱)で知られる鉱物産地で、

島東部には鉄・磁石を多く含む岩石や砂が分布し、

現在も鉄鉱石や関連鉱物を観察できる地域として知られています。

エルバ島で産出する鉱物

ヘマタイト(赤鉄鉱)

・磁鉄鉱

は今もたくさん産出されています。

リチア電気石をエルバイトと呼びますが、

エルバ島で見つかったことに由来します。

エルバイトには

インディゴライト

ルベライト

ベルデライト

ウォーターメロン

などがあります

現在トルマリンは

ブラジル、カリフォルニア、マダガスカル、アフガニスタンなどが主な産地とされています。

しかし19世紀には未だ見つかっておらず

宝石種のトルマリンといえばエルバ島が独壇場でした

イルバイトの主な産地

イルバイトの主な産地は

ギリシャ🇬🇷

ロシア🇷🇺

ブラジル🇧🇷

日本🇯🇵では岐阜県神岡鉱山や奈良県天川村などから産出されています。

奈良県天川村

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