【フランクリナイト】(フランクリン鉄鉱)亜鉛を含む鉄鉱石

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)はアメリカのニュージャージー州のフランクリン鉱山で最初に採掘された鉱石です。

フランクリン鉱山といえば蛍光する鉱物で有名ですが、フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)は蛍光しません。

フランクリン鉱山

ニュージャージー州サセックスにある鉱山で、

ジンサイトホッジキンソナイトテフロアイトなど、約360種類が見られた世界でも類まれな鉱山でした。

資源枯渇などの理由で1950年に閉山しています。

赤い部分がニュージャージー州

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)について

フランクリン鉱山で最初に発見された鉱物がフランクリン鉄鉱です。

高品質な鉄鉱が大量に生産されたおかげでアメリカ経済の背骨となった鉄道網の建設に多いに貢献しました。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の名前の由来と和名

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)はフランクリン鉱山で最初に発見された鉱物なのでフランクリナイトと命名されました。

和名は「フランクリン鉄鉱」や「フランクリン鉱」です。

フランクリン鉱山

植民地時代(1770年代初期)にこの一帯の土地を所有し、地元の鉄産業を発展させた高官ウィリアム・フランクリン(William Franklin)にちなんで、その地域が「フランクリン」と呼ばれたことに由来します。

ウィリアム・フランクリンの父は100ドル札の肖像画や、避雷針の発明で世界的に知られるアメリカ建国の父、ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)です。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の成分

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)には2価と3価の鉄の両方が含まれます。

このうち、磁鉄鉱 Fe2+Fe3+2O4の一部の鉄Fe2+が、亜鉛Zn2+に置換されて

フランクリン鉄鉱となっています。

組成式は

ZnFe3+2O4 

と表されます。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の硬度

モース硬度 5.5〜6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の色

この写真はWikiからお借りしました

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の光沢

鈍い金属光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の劈開性

劈開はありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の結晶系

等軸晶系(立方晶系)図(AIで作成)の一番上です。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の石言葉

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の石言葉は今のところ無いようです。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)は「366日宝石図鑑」で7/3の誕生日石に選ばれました。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の主な産地

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)はアメリカで採れます。

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)の蛍光する様子

フランクリナイト(フランクリン鉄鉱)は緑色に蛍光するものがあります。

とても美しい@10secstocatさんのYouTubeをご覧ください。

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