【テフロアイト】日本でも採れるマンガンを含むカンラン石(ペリドット
日本で採れた「テフロアイト」
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テフロアイトはかんらん石グループのマンガン端成分(純粋なマンガン成分からなる種類)です。

かんらん石グループ(オリビングループ)とは

珪酸塩鉱物のグループ名の一つで

マグネシウムや鉄のネソケイ酸塩鉱物(構造が四面体単体)です。

多くのカンラン石は、地球マントル最上部の大部分を占め、結晶化したものは

ペリドットです。

グループには

苦土カンラン石(フォルステライト) Mg2SiO4

・鉄かんらん石(ファイアライト) Fe2SiO4

・テフロアイト Mn2SiO4

・モンチセリかんらん石 CaMgSiO4

があります。

テフロアイトについて

テフロアイトはアメリカ合衆国ニュージャージー州のスターリングヒル鉱山およびフランクリン鉱山での産出によって初めて記載されました。

ニュージャージー州のスターリングヒル鉱山およびフランクリン鉱山ジンサイトなども産出されますね。

テフロアイトはロードナイトロードクロサイトなどと共に塊状で産出されます。

テフロアイトの名前の由来と和名

テフロアイトは、鉱物の色が主に灰色なので

ギリシャ語で灰色を意味するτεφροζ (tephros) に由来して「tephroite」と命名されました。

和名はそのまま「テフロ石」です。

成分から「マンガンオリビン」「マンガンペリドット」と表記されることもあります。

テフロアイトの成分

テフロアイトはマンガンを含む珪酸塩鉱物です。

組成式は

Mn2SiO4

と表されます。

テフロアイトの硬度

モース硬度 6.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

テフロアイトの色

テフロアイトはその名の通り灰色の物が多いのですが

オリーブグリーン、緑がかった青、ピンク、茶色などの色もあります。

テフロアイトの光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

テフロアイトの劈開性

劈開はありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

この写真はWikiからお借りしました

テフロアイトの石言葉

テフロアイトの石言葉は今のところ無いようです。

テフロアイトの主な産地

テフロアイトの主な産地は

・アメリカ🇺🇸

・イギリス🇬🇧

・スウェーデン🇸🇪

・日本🇯🇵 

です。

おまけ スターリングヒル鉱山博物館 YouTube

要約

元々はオランダ人入植者によって開拓され、後に世界的な亜鉛の供給源となったこの鉱山は、トーマス・エジソンが電気技術を持ち込んだことで一変しました。

電気の火花(紫外線)によって、地下に眠る鉱物がオレンジや緑に怪しく輝く蛍光のスファレライトが発見され、鉱夫たちは自ら紫外線照射装置を開発して効率的に採掘を行いました。

美しい光のサイエンスと、当時の鉱夫たちの命がけの労働の歴史が描かれています。

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