【メロパール】「ハルカゼヤシガイ」から採れる貴重な真珠
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メロパールはあまりにも希少でとても高価なので滅多にお目にかかれないオレンジ色の真珠です。

一般的な真珠のようなテリはなく神秘的な火焔模様フレームストラクチャー)があるのが特徴です。

メロパールについて

メロパールは、南シナ海を中心とした海域に生息するハルカゼヤシガイから採れますが、養殖ができないのでとても希少です。

ハルカゼヤシガイに偶然異物が入り、形成されて育つと真珠になります。

ハルカゼヤシガイ

メロパールの名前の由来

メロパールの母貝であるハルカゼヤシガイは現地で通称「メロメロ」と呼ばれる大きな貝です。

一般名はインディアン・ボリュート(Indian volute)またはベイラー・シェル(bailer shell / baler)ですが「メロメロ」と呼ばれて食用とされている全長30センチメートルにもなる大きな貝です。

ベイラー・シェル

のベイラーとは「(舟の)垢汲み(あかくみ)バケツ」という意味です。

大きな貝がらを使って舟の水をかき出していたことがわかりますね。

和名も「メロパール」または「メロメロパール」と表されます。

また、「ドラゴンパール」という表記もあるようです。

この写真はWikiからお借りしました

メロパールの成分

メロパールの成分は一般的な真珠と同様、炭酸カルシウムです。

化学組織は

CaCO3

と表されます。

メロパールの硬度

モース硬度 4.5〜5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

メロパールの劈開性

劈開はありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

メロパールの色

メロパールはオレンジ色です。

地域ごとに微妙な傾向の違いも見られ、

ベトナム産は鮮やかなオレンジ色

ミャンマーではやや落ち着いた黄橙系の個体が多いと言われています。

「パパイヤオレンジ」や「タンジェリンオレンジ」などと表現されます。

パパイヤ

メロパールの光沢

メロパールの母貝のハルカゼヤシガイには真珠層と呼ばれる層がないので真珠光沢と呼ばれるテリはありません。

メロパールの輝きは「陶器のような光沢」と表現されます。

そして表面に火焔模様が現れるのが特徴ですが

火焔模様は光の干渉ではなく、内部の微細な結晶構造が光を乱反射させることによって生じる模様です。

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ハルカゼヤシガイについて

ハルカゼヤシガイは南シナ海を中心に生息している貝です。

多種の貝を捕食する大型の貝で大きさは25〜30センチにもなります。

水深10〜30センチメートルの浅瀬にいるので採ることが簡単な食用貝とされてきました。

そのハルカゼヤシガイの数千個に1つくらいの割合でメロパールが見つかるそうです。

実際、3センチを超えるメロパール(数千万円で取り引きされた)は食べるために村人がたまたま買ったハルカゼヤシガイから発見されたそうです

最近は温暖化の影響で天草近海でもハルカゼヤシガイが見つかるようになりました!

メロパールの石言葉

メロパールの石言葉は

・純潔

・健康

・長寿

です。

この写真はWikiからお借りしました

メロパール 誕生日石

メロパールは「366日宝石図鑑」で6/5の誕生日石に選ばれました。

メロパールの産地

メロパールの主な産地は

・ベトナム🇻🇳

・ミャンマー🇲🇲

・タイ🇹🇭

南シナ海沿岸諸国です。

おまけ 南シナ海の風景

・ブルネイの青いビーチ

・ベトナム・ドンホイの漁村

・ティオマン島(マレーシア・南シナ海の自然が残るリゾート)の水平線




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