【デュランガイト】(デュランゴ石)フッ素やアルミを含むヒ酸塩鉱物

デュランガイトはメキシコのDurangoのバランカ錫鉱山

で発見された、大変珍しい鉱物です。

デュランガイトについて

デュランガイトはヒ素を含む鉱物です。

ヒ素を含む鉱物の多くはオレンジ色から赤色ですが、デュランガイトも

「いかにもヒ素が入っています」という色をしています。

デュランガイトの名前の由来

デュランガイトは1869年にメキシコのDurango州ので発見されたので

デュランゴの石という意味でデュランガイト(Durangite)と命名されました。

和名はそのまま「デュランゴ石」です。

デュランガイトの成分

デュランガイトはナトリウムとアルミニウムとフッ素のヒ酸塩鉱物です。


化学組織は

NaAl[AsO4]F

と表されます。

デュランガイトの生成は

気成作用(火山ガスなどの働き)に関連していると考えられています。

実際、トリディマイト(鱗珪石)を含むアルカリ流紋岩を貫く脈や、

ペグマタイト岩脈、

またカステライト(錫石)トパーズを伴う高温鉱床などで見つかることが知られています。

デュランガイトの硬度

モース硬度 5〜5.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

デュランガイトの劈開性

明瞭

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

デュランガイトの色

デュランガイトには

レッドオレンジ、濃赤色、黄色のものがあります。

デュランガイトの光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

デュランガイトの毒性

デュランガイトはヒ素を含む鉱物なので毒性があります。

ケースに入れて鑑賞する分には問題ありませんが、安全のために以下のルールは守りましょう。

触ったらよく手を洗うこと

鉱物そのものを口に入れる人はいないと思いますが、触りながらの飲食も危険です。

粉塵を吸い込まない

ヒ素を含む鉱物を削ったり加工すると細かい粉塵が発生します。

加工しないことが一番ですが、破片が欠けた場合はマスクをして濡れティッシュなどで拭き取るようにしましょう。

子供やペットが届かないところに保管する

誤飲などを防ぐようにしましょう。

強酸性の液体で拭かない

鉱物が汚れた場合は水でさっと洗うか、ティッシュで拭くだけにしましょう。

強酸性水などを吹きかけるとヒ素成分が溶け出す恐れがあるので注意しましょう。

ヒ酸塩鉱物

鉱物学でヒ酸塩からなる鉱物をヒ酸塩鉱物といいます。

ヒ酸塩はイオンの一種で

化学式は AsO43- です。

その他のヒ酸塩鉱物

ヒ酸塩鉱物には他に

アダマイト Zn2(AsO4)(OH)

オリーブ銅鉱 Cu2(AsO4)(OH)

スコロド石 Fe(AsO4)・2H2O

などがあります。

デュランガイトの石言葉

デュランガイトの石言葉は今のところありません。

デュランガイト 誕生日石

デュランガイトは「366日宝石図鑑」で5/30の誕生日石に選ばれました。

デュランガイトの産地

デュランガイトの主な産地は

・メキシコ🇲🇽

・カナダ🇨🇦

・アメリカ🇺🇸

・イギリス🇬🇧

です。

おまけ メキシコの風景

・メキシコのトゥルムのビーチ

・タスコの街並み

・カンクンのリゾートと夕陽





にほんブログ村


おすすめの記事