【マイクロライト】(マイクロ石)「小さな石」という意味の鉱物
アルバイト(曹標本上の緑色のマイクロライト結晶と散在する金琥珀色のマイクロライト|画像提供:Rob Lavinsky、 iRocks.com – CC-BY-SA-3.0

マイクロライト(マイクロ石) はナトリウムカルシウムタンタルの複酸化物と少量のフッ素などからなる鉱物グループ(カルシウムソーダタンタル酸化物)の総称です。

母岩の上に散りばめられたように結晶が見つかることが多い鉱物です。

マイクロライト(マイクロ石)について

マイクロライトは曹長石、リチア雲母、トパーズベリルトルマリンスペサルティンガーネットタンタル石フローライトなどと共存することがあります。

マイクロライト(マイクロ石)は重要なタンタル鉱石です。

マイクロライト(マイクロ石)の名前の由来

マイクロライトは1835年に産地はマサチューセッツ州ハンプシャー郡チェスターフィールドで発見されました。

発見当初の結晶が小さかったことにちなんで、アメリカの鉱物学者のチャールズ・アップハム・シェパードがギリシャ語で「小さい」を意味する Mikos と「」を意味する lithos からマイクロライト(microlite)と命名しました。

チャールズ・アップハム・シェパード氏は

エデナイトダンビュライト、ブスタマイトも命名しました。

和名はそのまま「マイクロ石」です。「微晶石」という記載も見かけます。

この写真はWikiよりお借りしています

マイクロライト(マイクロ石)の成分

マイクロライト(マイクロ石)は はナトリウムカルシウムタンタルの複酸化物と少量のフッ素などからなる鉱物グループの総称です。

化学組織は

(Na,Ca)2Ta2O6(O,OH,F) 

と表されます。

2025年現在、11種が承認されており、2種が未承認ながら報告されています。

マイクロライト(マイクロ石)の硬度

モース硬度 5.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

マイクロライト(マイクロ石)の劈開性

劈開は不明瞭です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

マイクロライト(マイクロ石)の色

マイクロライトは

無色、淡黄色、茶色、赤褐色、緑黄色、緑のものがあります。

曹長石と共生するマイクロライト

マイクロライト(マイクロ石)の光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

マイクロライトはタンタルの鉱石鉱物

マイクロライトの重要なタンタル鉱石です。

タンタル(Ta)とは

レアメタルの一つとして分類される金属元素です。

非常に高い融点(約2,996℃)と優れた耐食性を持つことが大きな特徴です。

たとえば酸やアルカリなどの腐食性の強い環境下でも表面が酸化被膜によって保護されやすく、内部が浸食されにくい。

さらに、電気的性質も安定していることから、コンデンサや合金材料、化学プラントの装置など、多彩な分野で利用されています。

レアメタルですが実用範囲が広く、工業上極めて重要な資源として注目を集めています。

タンタルの用途例

電子部品分野

 タンタルコンデンサ(サイズを小型化しながら大きな静電気を得られる)

宇宙開発や航空機エンジンなどの高温下の部品

医療分野

 人体に対する生体適合性が高い

タンタルの名前の由来

いう名前は、ギリシア神話ニオベーの父とされているタンタロスから取られています。

Gioacchino Assereto 作  「タンタロス」

マイクロライト(マイクロ石)の石言葉

マイクロライトの石言葉は今のところありません。

マイクロライト(マイクロ石) 誕生日石

マイクロライトは「366日宝石図鑑」で6/29の誕生日石に選ばれました。

マイクロライトを命名したチャールズ・アップハム・シェパード氏は

1804年6月29日生まれです。

マイクロライト(マイクロ石)の産地

マイクロライトの主な産地は

・アメリカ🇺🇸

・ブラジル🇧🇷

です。

その他に

・オーストラリア🇦🇺

・フィンランド🇫🇮

・フランス🇫🇷

・スウェーデン🇸🇪

などでも産出されます。

おまけ アメリカ マサチューセッツ州の風景

・ボストンの都市風景

・チャールズ川とボストンの街並み

・ボストン市内ジョンFケネディ通りの風景




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