![『クリスタルタロット』・ワンドの7 ・「フローライト」 (蛍石)](https://i0.wp.com/harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4878-のコピー.jpeg?fit=1125%2C1163&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/25985685_s-edited.jpg?w=756&ssl=1)
クリスタルタロットとは
古来から、占いや自己表現に用いられてきたクリスタル。
クリスタルは一つ一つに意味があり、私たちの生き方に助言を与えてくれます。
タロットにクリスタルと合わせて読み解く方法があります。
💎
クリスタルタロットという物は幾つか種類があるようですが、
このブログではフィリップ・パーマット氏が著した「クリスタルタロット」を元に
・カードの紹介
・カードに対応した石の紹介
をしていきます。
💎参考記事
ワンドの7のクリスタルはフローライト
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4509-edited-scaled.jpeg)
タロットカードには22枚の大アルカナ(運命的な出来事や霊的成長のプロセス)の他に、
56枚の小アルカナと呼ばれるカードがあります。
小アルカナはワンド(杖)、カップ(聖杯)、ソード(剣)、金貨(ペンタクル)という4つのスートで構成されています。
各スートには10枚の数札と4枚の宮廷札があります。
ワンドは直感や情熱や活力を示すカードです。
ワンドの7は
勝者の孤独な戦いを表すカードです。
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4878-のコピー-991x1024.jpeg)
正位置
・勝ち続ける
・優位な立場
・一人勝ち
・応援する
逆位置
・孤独な戦い
・圧倒される
・差別化
・競争激化
クリスタルタロットの解釈
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4880-1024x790.jpeg)
厳しい試練に耐える時です。
中には自分が蒔いた種もありますが、心配することはありません。
あなたにはどんな試練も乗り越える力があります。
問題を解決しようとする際は想像力を活かして積極的に行動しましょう。
ただしあまり色々なことに手を広げ過ぎてエネルギーが分散しないように気をつけてください。
自分にとって一番大事な目標を常に忘れないように!
良いアイデアが浮かんだ時は、その場でメモをしておきましょう。
フローライトを身近に置いておけば、集中力を切らさずに今やるべき事に専念し、試練を乗り越えることができるでしょう。
また、フローライトは成功をもたらし夢の実現を後押ししてくれそうです。
(「クリスタルタロット」ガイアブックスより一部抜粋)
フローライト 石言葉
・洞察力
・集中力
・創造性
・免疫力向上
・疲労回復
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4860-1024x553.jpeg)
フローライト 誕生日石
・1/30 パーティカラーフローライト
・2/13 バイカラーフローライト
・3/1 フローライト原石
・4/12 ピンクフローライト
・6/20 グリーンフローライト
・7/14 3色のフローライト
・9/11 レインボーフローライト
・12/10 パーティカラーフローライト
パーティカラー、バイカラー、3色、レインボーは
いずれも複数の色を持つ蛍石です。
💎参考記事
フローライトについて
(ペンタクルの女王のクリスタルがレインボーフローライトです。
以下の内容はペンタクルの女王と同じになります。)
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/380C3DF2-B601-4D22-8BD6-43ADFAB5E182-1024x768.jpeg)
フローライトの名前の由来と和名
フローライトは融点が低いため、古来ヨーロッパでは金属を精錬する際にフローライトを使っていました。
精錬とは金属から不純物を取り除いて純度を高めることです。
フローライトは鉱石の中から金属を溶かし出す融剤の働きをしてきました。
フローライトの名前はラテン語で溶けて流れるという意味の「fluere」という言葉からきています。
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/07/26419826_s.jpg)
一方、和名は蛍石です。
フローライトのかけらを火に近づけると、パチパチと乾いた音をたてて、光りながら弾け飛びます。
その現象が蛍のように見えることから、蛍石と名づけられました。
フローライトの成分
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/D4E8CB93-C6EA-4650-9554-28437B3105CE.jpeg)
フローライトはハロゲン化鉱物の一種です。
主成分はフッ化カルシウム
化学式は CaF2
純粋なフローライトは無色ですが、不純物により、黄色、褐色、黒などの状態の物が多く、宝石質の物は多くはありません。
化学材料や光学材料としてのフローライト
フローライトが融剤として使われてきたことは書きましたが、
フッ素を含むことから様々なフッ素化合物が作られます。
また、望遠鏡や写真レンズの材料となっています。
紫外線で光るフローライト
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/998785AA-6187-4E90-A569-167E1AA627EC-1024x541.jpeg)
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/4EA09285-61E8-4EEE-8CDB-2136896723CE-1024x579.jpeg)
紫外線は波長が短く、人の目には見えない電磁波です。
紫外線ライトをフローライトに当てると、原子の配列が乱れ、
幻想的な色を発光することがあります。
その現象をフローレッセンス(蛍光)と呼びます。
写真からも、全てのフローライトが発光するわけではないことがわかりますね。
同じフローライトでも産地や成分、結晶ができるまでの期間などによって変わってきますが、
イットリウムやセリウムのような希土類元素を2割以上含むフローライトは発光するといわれています。
イギリス産のフローライトに発光するものが多いそうです。
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/2550DA99-BBC0-419A-8C53-2EEEB9650695-edited-scaled.jpeg)
フローライトの硬度
モース硬度 4
💎参考記事
フローライトは水に弱いので、水や汗に濡らさないように注意しましょう。
フローライトの光沢
ガラス光沢
💎参考記事
![](https://harusantarott.com/wp-content/uploads/2023/05/23B18FFF-DFB9-48A8-AFD1-20DBF31997E0.jpeg)
フローライトの主な産地
・中国 🇨🇳
・メキシコ 🇲🇽
・モンゴル 🇲🇳
・アメリカ 🇺🇸
・イギリス 🇬🇧
日本でもかつては産出していましたが掘りつくされ、1972年に全ての鉱脈は枯渇を宣言されました。
ワンドの7の他の記事
ヤマタノオロチ (スサノオの戦い)