『ヌーマイト』30億年前に形成された地球最古の岩石の一つ
ヌーマイト

ヌーマイトは角閃岩の一種のです。

真っ黒な石の中にブルーやグリーンのキラキラした、イリデッセンス効果と呼ばれる輝きが見られる神秘的な石です。

角閃岩とは

普通角閃石(hornblende)と斜長石(plagioclase)を主成分とする変成岩塩基性火成岩変成作用を被ったとされる岩石。鉄ばん柘榴石を含むものはザクロ石角閃岩という。

  (Wikipediaから抜粋しました)

ヌーマイトについて

ヌーマイトは1982年にグリーンランドで発見されました。

しかしこの石ができたのは30億年前とのことです。

地球ができたのは46億年前。

30億年前には生物は細菌などしか存在せず、大陸がようやく出現したといわれる時代です。

ヌーマイトの名前の由来と和名

1982年に鉱物学者のK.L.ギーゼッケ氏が、

グリーンランドのヌーク地方で発見したことからヌーマイトと命名されました。

ヌーマイトは流通名で岩石名は「直方角閃岩

和名は「角閃石片麻岩(かくせんせきへんまがん)」です。

岩石と鉱物の違い

鉱物は一定の化学組織を持った固体

岩石は複数の鉱物が集まったもの

です。

ヌーマイトの成分

ヌーマイトは角閃岩グループのアンソフィライト(直閃石)とゲドライト(礬土直閃石)の複合石です。

角閃岩グループにはマグネシウムや珪素が豊富に含まれています。

化学組織は一応

(Mg2)(Mg5)Si8O22(OH)2

と表されますが、ガーネットパイライトアイオライトクォーツが含まれることもあります。

ヌーマイトの硬度

モース硬度 5.5~6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ヌーマイトの色

ヌーマイトは黒色の中に

灰色、黒褐色、青、赤、緑、紫が見える石です。

イリデッセンス効果を示す場合もあります。

イリデッセンス効果とは

イリデッセンス(Iridescence)効果は、鉱物の中にあるとっても細かい層や割れ目に光が当たることで、
まるでシャボン玉のような虹色の輝きが現れる現象です。

この虹色の輝きは、「構造色」とも呼ばれていて、顔料のように色があるわけではなく、
光の干渉によって生まれます。

アンモライト

レインボーガーネット

ラブラドライト

などにも見られます。

ヌーマイトの光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ヌーマイトの劈開性

劈開は完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ガーネットinヌーマイト(ざくろ石角閃岩)

ガーネットinヌーマイト

ヌーマイト自体もそれほど量産される石ではありません。

更にガーネットが入ったレアな石があります。

黒色の中に青や金などのイリデッセンス効果を見せるヌーマイトにガーネットの赤色が入り込んで美しいですね!

ヌーマイトの石言葉

ヌーマイトの石言葉は

「解放」「寛容」「可能性」

です。

ヌーマイト 誕生日石

ヌーマイトは「366日宝石図鑑」で4/26の誕生日石に選ばれました。

ヌーマイトの主な産地

ヌーマイトの主な産地は

グリーンランド🇬🇱

中国🇨🇳

です。

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