【グランディディエライト】「世界で最も高価な宝石」第3位!の石
グランディディエライト

グランディディエライトは2015年にアメリカの『Forbes(フォーブス誌)』で発表された「世界で最も高価な5つの宝石」で3位に選ばれたレアストーンです。

はる
ちなみに
1位 レッドダイヤモンド
2位 ターフェアイト
4位 セレンディバイト
5位 ダイヤモンド
です

グランディディエライトについて

グランディディエライトの99%は半透明や不透明の物です。

グランディディエライト自体がレアストーンなので半透明であってもジュエリーやパワーストーンとして人気があります。

グランディディエライト

グランディディエライトの名前の由来と和名

グランディディエライトはマダガスカルで1902年にフランスの鉱物学者アルフレッド・ラクロア氏によって発見され

当時マダガスカルの自然史の研究をしていたフランスの探検家アルフレッド・グランディディエ氏にちなみグランディディエライトと命名されました。

和名(鉱物名) ケイ酸塩鉱グランディディエです。

グランディディエライトの歴史

グランディディエライトは1902年に発見されたものの、半透明や不透明の物しか見つからなかったため、宝石として流通することがありませんでした。

2000年に初めて宝石品質の0.85ctのグランディディエライトがスリランカで発見され注目されます。

宝石品質とは

磨けば宝石になる可能性のあるもの

あるいは宝石と同等の品質や価値を持つもの

のことです。

その後2014年にマダガスカルで高品質なグランディディエライトを産出する鉱脈が見つかり、宝石として市場に出回るようになりました。

現在、マダガスカル政府は「国の宝」としてグランディディエライトの国外持ち出しを規制していることから流通量が少なく、レアストーンになっています。

グランディディエライトの成分

グランディディエライト

グランディディエライトはマグネシウム、アルミニウム、ホウ酸を主成分とするケイ酸塩鉱物です。

微量の鉄を含み、鉄が発色原因となっています。

化学式は

(Mg, Fe₂+)Al₃(BO₃)(SiO₄)O₂

グランディディエライトの色

青色、ブルーグリーン、濃い緑色

多色性を示すグランディディエライト

グランディディエライト

グランディディエライトは強い多色性を示す宝石です。

多色性とは

光源とは関係なく、異なる角度から見たときに色が変化して見える性質のことです。

有色の複屈折性鉱物がもつ性質の一つと言われています。

グランディディエライトの場合、1つの石で

薄い黄色、グリーンブルー、ブルー

などを楽しむことができます。

はる

グランディディエライトの硬度

モース硬度 7.5

💎参考記事

石の硬度を表す「モース硬度」 

グランディディエライトの光沢

・ガラス光沢

・半透明のものは真珠光沢の物もあります。

💎参考記事 

金属や石の印象を右する7つの「光沢」 

グランディディエライトの石言葉

・冒険

・ビジョン

・旅立ち

・未来予知

・癒し

・強靭な精神力

グランディディエライト 誕生日石

現在の誕生日石には選ばれていません

(宝石として発見されたのがごく最近のためだと思われます。)

💎参考記事

12ヶ月の誕生石と366日の誕生日石

はるさん的補足 奈良県で発見!大峰石(オオミネセキ)

希少なグランディディエライトが日本でも採れたら良いですね!

1999年に奈良県天川村の大峰山で似た組織の美しい鉱物が千葉大学の鉱物学者広井美邦氏などにより発見されました!!

グランディディエライトが発見されたかと思われましたが、マグネシウムより鉄が多く含まれていることが判明し、2001年発見地から「大峰石」と命名されました。

大峰石の化学式は

FeAl3(BO3)(SiO4)O2 です。(マグネシウムが無い?)

小さな物しかまだ見つかっていないようですが、美しさはグランディディエライトに匹敵します。

これから大きな大峰石が発見されるといいですね!

はる
大峰山は修験で知られますが昔から石灰岩が採れ、正倉院の文書にも記される石の産地です。
宝石ではレインボーガーネットも産出されています。

グランディディエライトの主な産地

・マダガスカル🇲🇬

宝石品質でない物は

・アメリカ🇺🇸

・ドイツ🇩🇪

・スリランカ🇱🇰

・ナミビア🇳🇦

でも発見されています。

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コメント一覧
  1. この度も興味深いお話です。
    グランと最初に綴られるように石言葉には壮大なイメージは散りばめられていますね
    ダイヤモンドにも優る“高価”な石…レアストーンの位置付けも後押しされますね
    先日のラジオに於いても多色性の強度イコール稀について解説されていました
    古の正倉院の古文書にも記される鉱山…とても夢は広がりますね

    • ありがとうございます♪
      グラン、、、が素敵な響きだと思ったのですが、フランス人の方のお名前だったのですね。
      お名前がそもそもオシャレです。
      この色と多色性、そして硬度が高い(扱いやすい)のが人気の理由の一つだと思います。
      天川村は石灰岩や銀もとれたようです!
      もっと掘れば何か出てきそうですね。

  2. グランディディエライトは、多くの元素から成り立っているのですね。
    透明で、さらに多色だと、とても綺麗!
    日本でもマグネシウムがないだけの鉱物、大峰石が発見されて嬉しいです。
    大きな大峰石が採れるといいな。

    • ありがとうございます♪
      グランディディエライトの複雑な美しさは多くの元素から来ているのかもしれませんね
      私はグランディディエライトはコーネルピンに似ていると思っているのですが、コーネルピンも多くの元素の合成物です(でもコーネルピンはホウケイ塩鉱物)
      大峰石には期待しています。
      日本はなかなか高価な宝石がとれないので大きな大峰石の鉱脈が見つかってくれると活気つくでしょうね!!

  3. 一つの石で薄い黄色、グリーンブルー、ブルーなどを楽しめるグランディディエライト!多色性を持つ宝石は、お得感があっていいですね。マダガスカル政府が「国の宝」に指定した位レアストーンなんだ…写真のは透明なガラス光沢で、とても綺麗マダガスカルもスリランカも島ですね〜何か関係あるのかな?

    • ありがとうございます♪
      多色性があるとお得感があって楽しめますね♪♪
      透明度の高いグランディディエライトは私もなかなか見ることができないのですが、高価なのが納得の輝きと品格がありました。
      マダガスカルとスリランカは今はとても離れていますが、似たような宝石が採れること、その宝石の内包物も似ていることから地球誕生の頃は地続きだったのではないかと言う学者が多いそうです。
      石は紙や電子機器と違っていつまでも残るので歴史を語ってくれる存在ですね!

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