![[ピンファイアーオパール]虹色の小さなドットが煌めくオパール](https://i0.wp.com/harusantarott.com/wp-content/uploads/2025/03/IMG_2684.webp?fit=700%2C394&ssl=1)

ピンファイアー・オパールは虹色の小さなドット📍の遊色が不規則に現れる石を指します。
オパールには(中にキラキラが見える)遊色効果があるプレシャスオパールと、遊色効果がないコモンオパールがありますが、ピンファイアオパールはプレシャスオパールです。
ピンファイアー・オパールについて

遊色効果のあるプレシャスオパールの中で、「価値の高い遊色パターン」というものがあります。
価値の高い遊色パターンには
・ピンファイアー
・ハーレクイン
・ローリングフラッシュ
・リボン
などがあります。
ピンファイアーオパールは「価値の高い遊色パターン」の一つです。
(ハーレクインとローリングフラッシュとリボンについては後日別記事で紹介します。)
ピンファイアオパールは虹色の点が集まることで炎が広がったような明るさを見せます。
ピンファイアーオパールの名前の由来
・サンスクリット語で「貴重な石」を表す「ウパラ」
・ラテン語で「価値の高い貴石」を意味する「オルパス」
から命名されたと言われています。
オパールの和名は蛋白石(タンパクセキ)
(おそらくホワイトオパールが) ゆで卵の白身に似ているということで命名されたそうです。
ピン📍のような小さなドットが集まり炎のように見えることからピンファイアーオパールやピンファイアーパターンオパールと呼ばれます。
オパールの成分
オパールは水晶などと同じく二酸化ケイ素からできた(準)鉱物です。
準鉱物とは
鉱物のように見えるが結晶構造を持たないもののことです
オパールは成分中に10%くらいの水分を含みます。
化学式は
SiO2・nH2O
と表されます。
オパールは基本的に白地の個体が多いので、赤・青・緑・黄色・・・虹のような多彩な色が楽しめます。
これは、オパールに含有されるケイ素の影響です。
ケイ素の分子の隙間に水の分子が入り込むことでゆらゆらを実現しているのです。

ピンファイアーオパールの硬度
モース硬度:5.5~6.5
💎参考記事
ピンファイアーオパールの劈開
無し
💎参考記事
⚠️ただしオパールは乾燥するとひび割れてしまいます。
乾燥させすぎないようにしましょう。

ピンファイアーオパールの光沢
ガラス光沢
樹脂光沢
💎参考記事
ピンファイアーオパールの石言葉
正しい方向性

ピンファイアーオパール 誕生日石
オパールは10月の誕生石です。
ピンファイアーオパールは 10/30 の誕生日石です。
10/30はケルトのサワーン祭 (ハロウィンの起源となったお祭り) の宵祭の日です。
毎年サワーン祭には恐ろしい野獣エイレーンが洞穴から出没し、魔力で人々を眠らせ殺すという伝説が、、、。
死と復活、豊穣、病気除けにかがり火をたいて神事が行われるそうです。
というわけで、かがり火のようなピンファイアーオパールが10/30の誕生日石となりました。
💎参考記事
ピンファイアーオパールの主な産地
ピンファイアーオパールの主な産地は
・オーストラリア🇦🇺
・メキシコ🇲🇽
・アメリカ🇺🇸
・ブラジル🇧🇷
・ホンジュラス🇭🇳
・タンザニア🇹🇿
です。