語源は「ごまかし」アパタイト
さまざまな色や多色性を比較的廉価で楽しめるアパタイト。
私は大好きな石なのですがアパタイト(apatite) の語源は
ギリシャ語の apate 「ごまかし」という意味の言葉です。
それはアクアマリンやアメジストやトルマリンなど、
「他の鉱物と見間違いやすかったため」
と言われています。
アパタイトの石言葉
・信頼
・自信
・優しい誘惑
・協調性
アパタイト 誕生日石
8/7 イエロー・アパタイト
💎参考記事
アパタイトについて
アパタイトはアパタイトグループの総称
アパタイトは一つの鉱物の名前ではなく
「燐灰石スーパーグループ」に属する「アパタイトグループ」の総称です。
「アパタイトグループ」の1つです!
含有する成分によってさまざまな色合いを見せます。
共通する成分はリン酸塩
鉱物学的にはリン酸塩鉱物に分類され
化学組織は Ca5(PO4)3(F,Cl,OH)1 です。
宝石質のアパタイトはフッ素燐灰石 Ca5(PO4)3F です。
アパタイトの用途
アパタイトは多く産出される鉱物です。
透明で美しいものは宝石になりますが、めったにありません。
殆どのアパタイトは
・リン酸を多く含んでいるので化学肥料
・水酸燐灰石は歯や骨の主成分なので
デンタルインプラントの原料
歯磨きの原料
人工骨の原料
に使用されます。
アパタイトの色 人気の3色は?
アパタイトはマンガンなどが混入することによって
黄色・緑・赤・褐色・青・紫
などのバリエーションがある石です。
中でも人気が高いのはこの3色です。
・ネオンブルー
青の発色が強いので「夏の宝石」と呼ばれます。
パライバトルマリンに似ています。
・アスパラガスストーン
スペイン産の黄緑色のアパタイトです。
希少で人気です。
・モロキサイト
深い青緑色のアパタイトでアパタイトの中で最も価値が高いと言われています。
変色しやすい石です。
日に当たらないように保管しましょう⚠️
アパタイトの硬度
モース硬度 5
💎参考記事
アパタイトはモース硬度(傷つきやすさ)が高くなく、
割れやすい性質です。
ですからアクセサリーに加工せず、原石やルースで持っている方も多いようです。
アパタイトの光沢
ガラス光沢
亜樹脂光沢
💎参考記事
アパタイトの主な産地
・ブラジル 🇧🇷
・カナダ 🇨🇦
・メキシコ 🇲🇽
・ミャンマー 🇲🇲
・スリランカ 🇱🇰
・スペイン 🇪🇸
・ケニア 🇰🇪