

ヒボナイト(イボン石)はマダガスカルで発見された希少な鉱物です。
南極大陸では隕石の中から発見されています。
ヒボナイト(イボン石)について
ヒボナイト(イボン石)は地球上でも見つかりますが、隕石から青いヒボナイトの結晶が見つかることがあり、約45億年前のものだと判明しています。
ヒボナイト(イボン石)は899度〜999度の太陽星雲のガスが冷えて凝縮する時に形成されます。それが隕石中のヒボナイト(イボン石)の正体です。
地球上でも地殻変動が起こり、変成岩などの岩石が地球内部へと押し込まると高温高圧によって編成作用が生じ、同じようにヒボナイト(イボン石)が形成されるのです。
ヒボナイト(イボン石)の名前の由来
ヒボナイト(イボン石)は1953年にマダガスカルでフランス人の探鉱者Paul Hibon(ポール・ヒボン)によって発見されましたので
ヒボン氏の名前から「hibonite」と命名されました。
和名はフランスの発音から「イボン石」です。
ヒボナイト(イボン石)の成分
ヒボナイト(イボン石)はアルミン酸カルシウムです。
化学組織は
CaAl12O19
と表されます。
参考
Ca:カルシウム Al:アルミニウム O:酸素
セリウム、チタン、マグネシウムが含まれることがあり
(Ca,Ce)(Al,Ti,Mg)12O19
という化学組織も見られます。
不純物として
鉄(Fe)や珪素(Si)を含むことがあります。
ヒボナイト(イボン石)の結晶系
結晶系は六方晶系です。

ヒボナイト(イボン石)の共生鉱物
マダガスカルやミャンマー(ルビーの産地であるモゴック)などの地球上の産地では、カルシウムやアルミニウムに富む超高温の場所で生成されるので
ルビーやスピネル、方解石、ガーネットと共生することがあります。
隕石の中で発見される場合はペロブスカイト(灰チタン石)、メリライト(鈄黄石)、スピネルと共生することがあります。

ヒボナイト(イボン石)の硬度
モース硬度 7.5〜8
💎参考記事
ヒボナイト(イボン石)の劈開性
劈開は一方向に明瞭です。
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鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
ヒボナイト(イボン石)の靭性
ヒボナイト(イボン石)はとてもレアな鉱物なので、靭性について公認の規格値はありません。
ヒボナイト(イボン石)の色
ダークブラウン、ブラック、赤褐色、オレンジ色です。
隕石由来のものは、青みがかった灰色です。
ヒボナイト(イボン石)の光沢
ガラス光沢、亜金属光沢
💎参考記事
ヒボナイト(イボン石)の石言葉
ヒボナイト(イボン石)の石言葉は今のところないようです。
ヒボナイト(イボン石)の誕生日石
ヒボナイト(イボン石)は「366日宝石図鑑」で1/10の誕生日石に選ばれました。
ヒボナイト(イボン石)の主な産地
ヒボナイト(イボン石)の主な産地は
・マダガスカル🇲🇬
・ミャンマー🇲🇲
・ケニア🇰🇪
・タンザニア🇹🇿
です。
ヒボナイト(イボン石)の発見地マダガスカル
マダガスカルと聞くと動物が有名ですが、天然資源も豊富な島です。
マダガスカルで採れる主な宝石は
・石英類
マダガスカルで採れる主な産業用鉱物や資源は
・ニッケル
・コバルト
・チタン
・グラファイト
・レアアース類
です。



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