

ミャンマー産のブルーサファイアは深い色合いのものが多く「ローヤルブルー」と呼ばれるものがあります。
産地としてはカシミール産に次いで2番目に評価が高いとされています。

サファイア(鋼玉)の産地について
サファイアは産地ごとにそれぞれ特徴があります。
サファイア(鋼玉)の主要産地別特徴を表でまとめてみました。
(AIで表を作成)
産地別サファイアの特徴一覧
| 産地 | 主な色合い・評価称呼 | 透明度・光学的特徴 | 希少性・市場動向 |
|---|---|---|---|
| カシミール | コーンフラワーブルー(矢車草の青) わずかに紫を帯びた優しい青 | 微細なインクルージョン(シルク)により、ベルベットのような柔らかく内側から発光するような質感。 | 最高峰・極めて稀少。1800年代末にほぼ枯渇しており、市場に出るものはプレミアム価格がつく。 |
| ミャンマー(ビルマ) | ロイヤルブルー 濃く深みのある鮮やかな青 | 高い透明感と豊かな色彩を持ち、深みと輝きを兼ね備える。 | モゴック鉱山が有名。産出量が少なく大粒の極上品は非常に高価格で取引される。 |
| スリランカ(セイロン) | 明るい青〜紫がかった青 「カワセミブルー」と称される澄んだ青 | 非常に透明度が高く、テリ(光沢・輝き)が強い。パパラチアサファイアやピンク等マルチカラーも産出。 | 歴史的最古級の産地。加熱処理原石(ギウダ)の加熱技術確立により市場へ安定供給。非加熱品は高額。 |
| オーストラリア | 非常に濃いディープブルー〜黒っぽい青(インキブルー) | 鉄分(Fe)含有量が高いため暗めの色調。玄武岩起源でバイカラーやグリーンサファイアも多く存在。 | 1970〜80年代に大量採掘され、商業的ジュエリー(普段使い向け)に広く普及。 |
| ナイジェリア | ミディアム〜ダークブルー(オーストラリア産に近く、やや濃いめ) | オーストラリア産同様に玄武岩系。一部にはスリランカ産に似た高品質で透明度の高い結晶も存在。 | 1980年代以降流通。カジュアルジュエリーから高品質品まで幅広いレンジで流通。 |
| カンボジア(パイリン) | 濃いめのディープブルー ややインキ調だがカシミールに似た柔らかな色合いも含む | 均一な色乗りとシルクインクルージョンを持ち、味わい深い独特のテリがある。 | パイリン地区が有名。過去の産出量は多かったが現在は減少傾向にあり希少価値が上昇。 |
| マダガスカル | 明るいブルー〜ロイヤルブルーまで幅広い | カシミール産やスリランカ産に酷似した非常に透明度が高く美しい高品質品が多く含まれる。 | 1990年代以降の比較的新しい巨大産地(イルカカ等)。現在の高品質サファイア市場の主力。 |
ミャンマー産サファイア(鋼玉)の最大の産地モゴック
ミャンマーのサファイアの最大の産地はモゴックです。

ミャンマーのモゴックは最高級のルビーの産地として知られています。
💎参考記事
【カルメンルシアルビー】亡き妻への追悼と「永遠の愛」のために購入
ルビーとサファイアは同じ「コランダム」という鉱物なのですが、モゴックは圧倒的にルビーが多く産出されます。
💎参考記事
そのほかに
・ジルコン
なども産出されます。
サファイア(鋼玉)の名前の由来
サファイアの鉱物名はコランダムです。
コランダムにはルビーとサファイアが含まれます。
1798年にイギリスのチャールズ・フランシス・クレヴィルが、
サンスクリット語でルビーを意味する「クルビンダ(Kuruvinda)」から「コランダム(Corundum)」と名づけました。
サファイアは青色以外にもピンクや黄色、紫色などがありますが、古くは青色の宝石だけを「サファイア」と呼んでいました。
「青色」を意味するラテン語の「sapphirus(サッピルス)」、ギリシャ語の「sappheiros(サピロス)」に由来して「サファイア(sapphire)」と呼ばれるようになったようです。
和名は、極めて硬いことから(モース硬度9)「鋼玉」です。
青いサファイアは「蒼玉」「青玉」とも呼ばれます。
サファイア(鋼玉)の成分
サファイア(鋼玉)はアルミニウムの酸化鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
サファイア(鋼玉)の化学組織は
Al2O3
と表されます
参考
Al:アルミニウム O:酸素
純粋なコランダムは無色透明ですが、
不純物として鉄とチタンが混入することで青いサファイアになります。
サファイア(鋼玉)の結晶系
結晶系は三方晶系です。

サファイア(鋼玉)の硬度
モース硬度 9
💎参考記事
サファイア(鋼玉)の劈開性
劈開は無し、または不明瞭です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
サファイアはダイヤモンドのようにスパッと割れる性質はなく、
丈夫で傷もつきにくい宝石です。
ミャンマー産サファイアの色
ロイヤルブルーと呼ばれる、濃くて深い青色です。

サファイア(鋼玉)の光沢
ガラス光沢
💎参考記事
サファイア(鋼玉)の石言葉
サファイア(鋼玉)の石言葉は
・誠実
・守護
・博愛
です。

ミャンマー産サファイア 誕生日石
ミャンマー産サファイアは「366日宝石図鑑」で1/4の誕生日石に選ばれました。
ミャンマーは1948年1月4日にイギリスから独立したので
1月4日はミャンマーの独立記念日です。
ミャンマーの独立記念の塔
占星術師によって吉兆とされた1948年1月4日午前4時20分に独立共和国となりミャンマー連邦と名付けられました。
ミャンマーでは毎年1月4日に国民の祝日として「独立記念日」を祝います。
首都のヤンゴンには独立記念碑があります。




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