【マンガン重石】『フブネライト』タングステンを生産する鉱石

マンガン重石は鉄重石と連続固溶体をつくる鉱物です。

かつては

鉄マンガン重石(てつまんがんじゅうせき)

wolframite、(Fe,Mn)MnWO4)と呼んでいましたが

端成分鉄重石とマンガン重石に整理され、別の鉱物に分けられるようになりました。

マンガン重石について

マンガン重石はタングステンの鉱石鉱物です。

鉱石鉱物とは

人間の経済活動にとって有用な資源となる鉱物や岩石のことです。

マンガン重石(フブネライト)の名前の由来

まず、マンガン重石は鉄重石と一つの鉱物とされて来ました。

その時の鉱物名はウォルフライト(Wolframite)です。

Wolframiteの語源はドイツ語の「Wolfram(ヴォルフラム)」。

タングステンの元素記号がW

なのはWolframから来ています。

Wolframとは「スズを狙う狼🐺」という意味だそうです。

(タングステンがスズ鉱石の中に混入するとスラグを作ってスズの生成を阻害するため命名されました)

ウォルフライト(鉄マンガン重石)が「成分に鉄が多いかマンガンが多いか」によって、

マンガン重石(フブネライト)と鉄重石(ヒューべナイト)に分けられるようになりました。

フブネライト」は

1865年にニューヨークの金属製錬会社のユージーン・N・リオットが

とドイツの鉱業技術者のフリードリッヒ・アドルフ・フブナーにちなんで命名しました。

マンガン重石の成分

マンガン重石はマンガンが80%以上含まれる、

酸化マンガンタングステンで構成される鉱物です。

化学組織は

 MnWO4

と表されます。

マンガン重石の硬度

モース硬度 4〜4.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

この写真はwikiからお借りしました

マンガン重石の劈開性

一方向に完全

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

マンガン重石の色

マンガン重石の色は黒です。

マンガン重石の光沢

亜金属光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

マンガン重石の比重

重石とはタングステンを含む重い鉱物グループのことです。

タングステンは金と同じくらい重い鉱物です。

ですからマンガン重石も非常に比重が高く、7.1~7.2

あります。

比重とは

水と比べてどのくらい重いかを表す数値です。

「水=1.0」が基準となっています。

主な金属と比べてみましょう。

エンドメンバーとは鉱物学の分野で鉱物を構成する主要成分を表す端成分のことです。

マンガン重石の石言葉

マンガン重石の石言葉は今のところ無いようです。

マンガン重石 誕生日石

マンガン重石は「366日宝石図鑑」で5/17 の誕生日石に選ばれました。

フブネライトの名前の由来となったフリードリッヒ・アドルフ・フブナー氏は1843年5/17生まれです🎂

マンガン重石の産地

マンガン重石の主な産地は

アメリカ🇺🇸

ペルー🇵🇪

です。

おまけ ペルーの風景





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