【ヴェイリネナイト】20世紀に発見された、蛍光ピンク色の宝石

この数年(2025、6年)宝石展や鉱物展に行くと一際目をひく石があります。

近年、人気になったヴェイリネナイトです。

ピンクのネオンカラーのような色で小さな石でも目立ちます。

レアストーンということもあり高価で手が出ませんでしたが、写真を撮らせていただけました。(ちょっとピンボケ)

ヴェイリネナイトについて

ヴェイリネナイトは1954年にフィンランドで発見されたばかりの鉱物です。

大きな原石のヴェイリネナイトはほとんど産出されておらず、市場に出るカット石はほとんど0.5ct未満です。

1カラットは0.2g のことです。

ヴェイリネナイトの名前の由来

ヴェイリネナイトはフィンランドのエルジャルビのヴィタニエミで発見されたものが新鉱物として認識されました。

そしてフィンランドの地質学者

ヘイッキ・アラン・ヴァイリネン氏に因んで、

ヴェイリネナイト(Vayrynenite)と命名されました。

和名はそのまま

ヴェイリネン石、ヴァイリネン石、ヴァウルネン石、ベイリネナイト、ベイリネン石、バイリネン石

などと表記されます。

ヴェイリネナイトの成分

ヴェイリネナイトはマンガンとベリリウムを含むリン酸水酸化物鉱物です。

水酸化物の代わりにフッ素が少量含まれることもあります。

化学組織は

 MnBe(PO4)(OH,F)

と表されます。

ヴェイリネナイトの硬度

モース硬度 5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

この写真はwikiからお借りしました

ヴェイリネナイトの劈開性

一方向に完全

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ヴェイリネナイトの色

ヴェイリネナイトの色は

淡いピンクからローズレッド、サーモンピンク、薄灰色、茶色のものがあります。

ヴェイリネナイトの光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ヴェイリネナイトの石言葉

ヴェイリネナイトの石言葉は今のところ無いようですが

この数年で大人気になったので、近いうちに発表になると思います。

ヴェイリネナイト誕生日石

ヴェイリネナイトは「366日宝石図鑑」で5/18 の誕生日石に選ばれました。

ヴェイリネナイトの命名の由来となった

フィンランドの地質学者ヘイッキ・アラン・ヴァイリネン氏は

1888年5/18生まれです🎂

ヴェイリネナイトの産地

ヴェイリネナイトはフィンランドで発見され、

フィンランド🇫🇮

スウェーデン🇸🇪

アメリカ🇺🇸

で産出されていましたが、宝石品質のものではありませんでした。

それが1994年頃から

パキスタン🇵🇰

アフガニスタン🇦🇫

で宝石品質のものが産出されるようになりました。

おまけ フィンランドの風景

フィンランドといえば雪!サウナ!湖!

美しいですね。




にほんブログ村

コメント一覧
  1. この度のブログも興味深き事柄は沢山記されとても面白いです
    先ずはお写真のヴェイリネナイトは肉眼にてもこの様に淡い輝きを放ちますのでしょうか
    0.5カラットは高クオリティのダイヤに於いては中間にて三桁万円。
    ヴェイリネナイトの鉱石は如何ほどなのでしょう…
    “宝石品質ではない鉱石”とは店頭に並ばれるものではありません。とのことでしょうか
    凡そクオリティに不足は生じます鉱石ですね…。

    • ありがとうございます。
      展示会で多くの石に混ざっていてもネオンカラーの濃い目のピンク色はかなり目立ちます。
      小さくてもインパクトは十分です。
      日陰でも試させていただきましたが日陰でも輝いていました。
      こちらは0.5カラットで40〜50万だったと思います。

  2. はるさんこんにちは。
    こちらは・・ピンクが鮮やかでとてもきれいな石だなーと思いました(^-^)
    Si系ではなくリン酸水酸化物系・・あー無機化学やっぱ勉強しなおそうかな(笑)
    アクセサリーなどにされたりしているのでしょうか?
    モース硬度もやや低め、劈開性もある・・めちゃ綺麗だけどちょっと取り扱いは気をつけないといけないやつですね。
    そしてレア・お値段もって考えると(^◇^;)

    • ありがとうございます。
      リン酸塩鉱物は発色が美しいものが多いですね。
      アパタイトやトルコ石など、見惚れてしまう物が多いです。
      ただ、ヴェイリネライトは大きなものが少ないことや硬度が低いことから扱いづらい宝石でもあるようです。
      でも、ネックレスやイヤリングにはいいのではないでしょうか。
      とても可愛くて、目立ちますので小さくてもインパクトがありますよ。

  3. ヴェイリネナイトはフィンランドで発見されたんですねー大自然をぜひ目の当たりにしたい、行ってみたい国の一つです!宝石品質か否かは、どの辺で分けるのでしょうか?

    • ありがとうございます。
      フィンランドのフィヨルド、雪の中のサウナ、オーロラ、、、憧れです。
      宝石品質のものは透明度があることやカットできる大きさがあること、インクルージョンやひび割れが少ないことなどです。
      でもエメラルドなど、一部の本当に高価な宝石はかなりのインクルージョンやヒビが入っていても宝石屋さんでお見かけしますね。
      宝石品質でないものは標本鉱物となったり、お守りになったりします。
      かなりお安くて、私は色々持っておりますが、標本鉱物も値上がりしてきていて困っております。

  4. ゥ゙ェイリネナイトは目立つ色ですね。
    蛍光ピンクでも、蛍光の性質はないと考えてよいでしょうか。
    フィンランドの雪景色、きれいです。

    • ありがとうございます♪
      鉱物展でもとても目立ちます!
      色はパパラチアサファイアに似ていますが、もっとピンクの蛍光ペンに似た色なので唯一無二の存在だと思います。
      フィンランドの自然、寒そうですが憧れます。

コメントを残す

関連キーワード
クリスタルの関連記事
おすすめの記事