『アンブリゴナイト』医療、耐熱ガラス、リチウム電池などに使われる鉱物

アンブリゴナイトはペグマタイトに含まれるリン酸塩鉱物です。

ペグマタイトとは

結晶が大きい、火成岩の一種です。

クォーツや長石を主体としていることが多いのも特徴です。

アンブリゴナイトについて

アンブリゴナイトは資源鉱物として重要な役割を持っていますが宝石品質の美しい結晶で見つかることもあります。

アンブリゴナイトの名前の由来

アンブリゴナイトは結晶の形が不明瞭で割れ目の角度が鈍い(90度以上)という特徴があります。

そのことからギリシャ語「Amblus(アンブルス‐鈍い)」「Gonia(ゴニア‐角度)」という二つの言葉からアンブリゴナイト(英語:Amblygonite)と命名されました。

和名はそのまま「アンブリゴ石」です。

アンブリゴナイトの成分

アンブリゴナイトはペグマタイトに産出される、リチウムやアルミニウムを主成分とするリン酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

 (Li,Na)AlPO4(F,OH)

と表されます。

アンブリゴナイトの硬度

モース硬度 5.5~6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

アンブリゴナイトの色

アンブリゴナイトには白、無色、緑色、ピンク色、青色、クリーム色

のものがあります。

宝石品質のものは黄色、緑色、薄紫です。

この写真はwikiからお借りしています

アンブリゴナイトの光沢

・真珠光沢

・ガラス光沢

・油脂光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

アンブリゴナイトの劈開性

二方向に完全

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

アンブリゴナイトの石言葉

アンブリゴナイトの石言葉は

  • 不滅の力
  • 無限の力
  • 平穏
  • 精神の安定
  • 真実の理解
  • 感情の緩和
  • 心の解放

です。

アンブリゴナイト 誕生日石

リービッヒ石は「366日宝石図鑑」で5/16 の誕生日石に選ばれました。

アンブリゴナイトの工業的用途

リチウム鉱石として

アンブリゴナイトはリチウムを10%含んでいます。

そのため、アンブリゴナイトは経済的に重要な主要リチウム鉱石の一つになっています。

リチウムはアルミニウム製品、電池に使われます。

また、リチウムはリチウムは、ガラスの主成分であるシリカ(二酸化ケイ素)の融点を劇的に下げる働きがあります。

ガラスの融液の粘度が下がることで、製造過程で発生する微細な気泡が液面に浮上しやすくなります。

そのためガラスの透明度をアップするのに役立ちます。

リン鉱石として

アンブリゴナイトはリンの供給源でもあります。

リンは肥料や洗剤に使われます。

また、リンをガラスに含めると表面の平滑性が高まり独特のテリが生まれます。

アンブリゴナイトの産地

アンブリゴナイトの主な産地は

アメリカ🇺🇸

ブラジル🇧🇷

ミャンマー🇲🇲

です。

おまけ ミャンマーの風景





にほんブログ村

おすすめの記事