『タグトゥパイト』長波紫外線下でオレンジに、短波紫外線下で赤に蛍光
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タグトゥパイトは紫外線や日光に当たるとピンク色の部分が濃くなる蛍光特性があります。

一般的には白のなかにピンク色が混ざった見た目をしています。

黒い内包物も多くみられます。

タグトゥパイトについて

紫外線や高温で変色しまた元に戻るという効果

テネブレッセンス効果)があり、

身に着けている人の体温が上がるとカラーが変色することから、パワーストーンとしては「愛を知らせる石」と呼ばれています。

タグトゥパイトの名前の由来と和名

タグトゥパイトは、1957年に

グリーンランドのツグツプ岬でセーレンセン氏(H.Sorensen)によって発見され、

発見地とされるグリーンランドのツグツプ岬(Tugtup Agtakorfia)を語源とし、

ギリシャ語で「石」を意味する「リトス(lithos)」がくっついてタグトゥパイトと名づけられました。


ちなみに、「Tugtup」とは現地に暮らすイヌイットの言葉で「トナカイ」を意味しています。

発音が難しいのか、

タグトパイト、ツグツパイト、トゥグトゥパイト、タグタップパイト、ツグツプ石、トナカイ石などと表記されています。

タグトゥパイトの成分

タグトゥパイトはベリリウム、アルミニウム、ナトリウムから成る珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は、

Na₄AlBeSi₄O₁₂Cl

と表されます。

タグトゥパイトの硬度

モース硬度 4〜6.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

タグトゥパイトの色

暗赤色、ピンク色、橙色、白色、黒色 など

タグトゥパイトは面白い特性を持つ石です。

タグトゥパイトの光沢

ガラス光沢

樹脂光沢

脂肪光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

タグトゥパイトの劈開性

劈開は二方向に良好です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

 写真はWikipediaからお借りしました

タグトゥパイトは蛍光鉱物の王様

タグトゥパイトは驚くべき特性があります。

多色性

タグトゥパイトは同じ光源の下でも見る角度により

青みがかった赤からオレンジがかった赤、

またはライラックから赤オレンジに見えます。

燐光

タグトゥパイトは紫外線の照射によりネオンカラーに発色することがあります。

デネブレッセンス効果

特定の種類の光(通常は太陽光などの紫外線)にさらされた後に石の色が変化した後、ゆっくり元の色に戻る現象です。

この変化は、石の色合いに永続的な影響を与えることなく、繰り返し発生することがあります。

デネブレッセンス効果は

ハックマナイト

スキャポライト

にも見られます。

参考

TOP STONEさんのサイトに写真が載っているのでご覧ください。

サーモクロミズム

人肌や気温によって色が変化する現象です。

サーモクロミズムは

アレキサンドライト

フローライト

スキャポライト

にも見られる物があります。

これらの特性からタグトゥパイトは「蛍光鉱物の王様」の異名も持っています。

タグトゥパイトの石言葉

タグトゥパイトの石言葉は

・内なる美

・情熱

・変化

・勇気

です。

タグトゥパイト 誕生日石

タグトゥパイトは「366日宝石図鑑」で5/1の誕生日石に選ばれました。

タグトゥパイトの主な産地

タグトゥパイトの主な産地は

グリーンランド🇬🇱

オーストラリア🇦🇺

です。

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