『オーリチャルサイト』「水亜鉛銅鉱」真鍮の原料となる鉱物
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オーリチャルサイトは亜鉛と銅を含む炭酸塩鉱物の一種で、鮮やかな青緑色〜水色の針状・繊維状結晶が特徴です

古くから真鍮の原料として利用されてきました。

オーリチャルサイトについて

オーリチャルサイトは針状の結晶が球状に集合した鉱物です。

鮮やかな青色は主成分である銅によるものです。

オーリチャルサイトの名前の由来と和名

オーリチャルサイトは古くから真鍮の原料として利用されてきました。

1839年にドイツ人の無機化学者ルドルフ・クリスチャン・ベドガーによって

ギリシャ語で「山の真鍮」を表す

oreichalkos 「オレイカルコス」に由来して命名されました。

和名は成分から「水亜鉛銅鉱」です。

真鍮は

銅と亜鉛の合金です。

その割合は銅が60~70%、亜鉛が30~40%で黄銅と呼ばれることもあります。

5円硬貨や金管楽器は真鍮でできています。

オーリチャルサイトの成分

オーリチャルサイトは亜鉛と銅を含む塩基性炭酸塩鉱物

構造中に水酸基を6分子含みます。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は一応

(Zn,Cu)5(CO3)2(OH)3

と表されます。

オーリチャルサイトは亜鉛銅の鉱床の酸化帯に生じる二次鉱物です。

二次鉱物とは

鉱物が初生的に晶出したのち,化学変化して最初と異なる鉱物になったものです。

オーリチャルサイトの場合は閃亜鉛鉱黄銅鉱(チャコルパイライト)

亜鉛や銅鉱床の酸化帯で、分解・酸化して生成されます。

オーリチャルサイトの硬度

モース硬度 2

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

オーリチャルサイトの色

オーリチャルサイトは鮮やかな青緑〜水色の鉱物です。

この写真は「鉱物たちの庭」さんのページからお借りしました

オーリチャルサイトの光沢

絹糸光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

オーリチャルサイトの劈開性

劈開は明瞭です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?石の硬度を表す「モース硬度」

オーリチャルサイトの石言葉

オーリチャルサイトの石言葉は今のところ無いようです。

オーリチャルサイト 誕生日石

オーリチャルサイト』は「366日宝石図鑑」で4/28の誕生日石に選ばれました。

オーリチャルサイトと命名した

ドイツ人の無機化学者ルドルフ・クリスチャン・ベドガーは

1806年4/28生まれです🎂

オーリチャルサイトの主な産地

オーリチャルサイトの主な産地は

ロシア🇷🇺

アメリカ🇺🇸

メキシコ🇲🇽

日本🇯🇵 (滋賀県湖南市石部町の灰山などの銅鉱山から産出されています)

です。

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