【アタカマイト】(アタカマ石)砂漠などで見つかる銅の二次鉱物
チリ産アタカマイト この写真はWikiからお借りしました

アタカマイト(アタカマ石)は黄銅鉱のような銅を含む鉱物が砂漠などで風化、酸化された時に生成される二次鉱物です。

火山噴出物、熱水噴出孔、変質した青銅器からも産出されることがあるようです。

アタカマイト(アタカマ石)について

アタカマイト(アタカマ石)はルーペなどで拡大して見ると、ガラスのような光沢を持つ鮮やかな銅の塩化物です。

ただし、生産量が多くないので銅の鉱石としての用途はありません。

アタカマイト(アタカマ石)の名前の由来

アタカマイト(アタカマ石)は1801年にチリのアタカマ砂漠で発見されました。

ロシアの外交官で鉱物学者のドミトリ・アレクセーヴィチ・ゴリッツィン博士によって「atacamite」と命名されました。

和名はそのまま「アタカマ石」です。

チリ産 アタカマ石  この写真はWikiからお借りしました

アタカマイト(アタカマ石)の成分

アタカマイト(アタカマ石)は銅の塩化水酸鉱物でハロゲン化鉱物に分類されます。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Cu2(OH)3Cl

と表されます。

参考

Cu:銅 OH:水酸基 Cl:塩素

南オーストラリア産 アタカマイト  この写真はWikiからお借りしました

アタカマイト(アタカマ石)の結晶系

結晶系は斜方晶系です。

アタカマイト(アタカマ石)の共生鉱物

アタカマイト(アタカマ石)は
赤銅鉱
・ブロシャンダイト(ブロシャン銅鉱)・青鉛鉱・カレドニア鉱・マラカイト(孔雀石)・クリソコラ(珪孔雀石)などと共生することがあります。

アタカマイト(アタカマ石)の硬度

モース硬度 3.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

南オーストラリア産 アタカマイト  この写真はWikiからお借りしました

アタカマイト(アタカマ石)の劈開性

劈開は一方向に完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

アタカマイト(アタカマ石)の靭性

アタカマイト(アタカマ石)は大変脆い鉱物です。

アタカマイト(アタカマ石)の色

淡緑、緑色

チリ産 アタカマイト この写真はWikiからお借りしました

アタカマイト(アタカマ石)の光沢

ガラス光沢、金剛光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

アタカマイト(アタカマ石)の石言葉

アタカマイト(アタカマ石)の石言葉は今のところ無いようです。


アタカマイト(アタカマ石)の誕生日石


アタカマイト(アタカマ石)は「366日宝石図鑑」で12/21の誕生日石に選ばれました。

アタカマイトを命名したドミトリ・アレクセーヴィチ・ゴリッツィン博士は

1728年12月21日生まれです。


アタカマイト(アタカマ石)の主な産地


アタカマイト(アタカマ石)の主な産地は

・チリ🇨🇱アタカマ砂漠

・アメリカ🇺🇸

日本では三宅島の溶岩から発見されています。

アタカマイト(アタカマ石)の発見地 チリのアタカマ砂漠の風景

この写真はWikiからお借りしました

アタカマ砂漠は地球で最も乾燥した砂漠で平均標高は約2,000mにも達し、その過酷さからアタカマ砂漠への道は「死への道」と恐れられていました。

不毛で岩塩や石灰の堆積層で覆われている所が多く、銅・銀・ニッケルなどの鉱物資源に富んでいます。

リチウム・天然の硝酸ナトリウムの産出は世界最大です。

おすすめの記事