【ワーベライト】(銀星石)星のような結晶、アパタイトの二次鉱物
この写真はWikiからお借りしました

ワーベライト(銀星石)について

ワーベライト(銀星石)は、リン酸塩鉱物のひとつで、主にアパタイト(燐灰石)が変化してできる二次鉱物です。

アパタイトの二次鉱物には他に

・ボーサイト(ボー石)

・ダーライト(炭酸水酸燐灰石)

があります。

放射状集合や球状集合になっているものが多く、断面は劈開面から放射状の光沢を放つのが特徴です。

この写真はWikiからお借りしました

ワーベライト(銀星石)の名前の由来

ワーベライト(銀星石)は1805年にイギリスのデヴォン州で発見されました。

イギリスの医者で鉱物学者のウィリアム・バビントンによって

この鉱物を鉱物学者たちの注目を集めるきっかけを作った、

デヴォン州を拠点とする医師・植物学者・歴史家・自然科学者である

ウィリアム・ウェーベル博士(Dr. William Wavell, 1750–1829)にちなんで「wavellite」と命名されました。

和名は「銀星石」

見た目が針状の結晶が放射状や球状に集まって産出することが多く、その結晶の塊を割ったときの断面が、まるで「銀色の星」が輝いているように見えること、  

日本にこの鉱物が紹介された当初、無色透明系の放射状結晶の標本が多く出回り、その断面が夜空の花火や星のように見えたことにも命名の由来だと思われます。

ワーベライト(銀星石)の成分

ワーベライト(銀星石)はアルミニウムのリン酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Al3(PO4)2(OH)2(OH,F)・5H2O

と表されます。

参考

Al:アルミニウム P:リン O:酸素 

OH:水酸基 F:フッ素 H2O:結晶水

ワーベライト(銀星石)はアパタイト(燐灰石 Ca5(PO4)3(F,Cl,OH))から生じる二次鉱物です。

ワーベライト(銀星石)の結晶系

結晶系は斜方晶系です。

ワーベライト(銀星石)の硬度

モース硬度 3.5〜4

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ワーベライト(銀星石)の劈開性

劈開は完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ワーベライト(銀星石)の靭性

ワーベライト(銀星石)は大変脆い鉱物です。

ワーベライト(銀星石)の色

青色、白色、緑色、青、黄色など

「銀星石」という和名ですが、緑色のものが多いです。

この写真はWikiからお借りしました

ワーベライト(銀星石)の光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ワーベライト(銀星石)の石言葉

ワーベライト(銀星石)の石言葉は今のところ無いようです。

ワーベライト(銀星石)の誕生日石

ワーベライト(銀星石)は「366日宝石図鑑」で12/20の誕生日石に選ばれました。

ワーベライトの命名の由来となったウィリアム・ウェーベル博士は

1805年12月20日生まれです。


ワーベライト(銀星石)の主な産地

ワーベライト(銀星石)の主な産地は

・アメリカ🇺🇸

市場に出回っているものの多くはアメリカのアーカンソー州産のものです。

・イギリス🇬🇧

・メキシコ🇲🇽

・チェコ🇨🇿

・フランス🇫🇷

です。

ワーベライト(銀星石)の発見地 イギリスのデヴォン州の風景

・トーキーの海岸

この写真はWikiからお借りしました




にほんブログ村

おすすめの記事