

エオスフォライト(曙光石)はオレンジがかったピンク色のリン酸塩鉱物です。
エオスフォライト(曙光石)は主に、リン酸塩に富む複雑な花崗岩ペグマタイト内で発達する二次鉱物に分類されます。

エオスフォライト(曙光石)について
エオスフォライト(曙光石)が初めて掲載されたのは1878年にアメリカのコネチカット州のブランチビル・マイカ鉱山で産出されたものです。
エオスフォライト(曙光石)の名前の由来
エオスフォライトは色が「オレンジがかったピンク色」なのでギリシャ語で「夜明けをもたらす」という意味のέωσφορος (éosforos) に由来し
アメリカの鉱物学者ジョージ・ジャービス・ブラッシュとエドワード・ソールズベリー・ダナによって「eosphorite」と命名されました。
和名はそのまま「曙光石(ショウコウセキ)」です。

エオスフォライト(曙光石)の成分
エオスフォライト(曙光石)は含水マンガンリン酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
Mn2+Al(PO4)(OH)2·H2O
と表されます。
参考
Mn:マンガン Al:アルミニウム
P:リン O:酸素 OH:水酸基 H2O:結晶水
エオスフォライト(曙光石)と共生する鉱物
エオスフォライト(曙光石)は世界各地のリン酸塩に富む花崗岩質ペグマタイトの二次鉱物として
チルドレン石、ロードクロサイト、リチオフィライト、トリフィライト、アルバイト、アパタイト、トルマリン、ローズクォーツなどと共生することがあります。
エオスフォライトに鉄が入り、マンガンが消えると
チルドレン石(Fe₂+Al(PO₄)(OH)₂·H₂Oになります。
エオスフォライト(曙光石)の結晶系
結晶系は直方晶系です。

エオスフォライト(曙光石)の硬度
モース硬度 5
💎参考記事
エオスフォライト(曙光石)の劈開性
劈開は一方向に不明瞭です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
エオスフォライト(曙光石)の靭性
エオスフォライト(曙光石)は脆い鉱物です。
エオスフォライト(曙光石)の色
エオスフォライト(曙光石)はマンガンが主成分である場合はピンク色ですが
鉄が入ると含有量が増えるにつれて色は徐々にゴールデンイエロー、ハニーブラウン、さらには深いマホガニー色になります。

エオスフォライト(曙光石)の光沢
樹脂光沢、ガラス光沢
💎参考記事
エオスフォライト(曙光石)の石言葉
エオスフォライト(曙光石)の石言葉は今のところないようです。
エオスフォライト(曙光石)の誕生日石
エオスフォライト(曙光石)は「366日宝石図鑑」で12/15の誕生日石に選ばれました。
エオスフォライトを命名したアメリカの鉱物学者の一人
ジョージ・ジャービス・ブラッシュ氏は
1831年12月15日生まれです。
エオスフォライト(曙光石)の主な産地
エオスフォライト(曙光石)の産地は
・ブラジル🇧🇷
ファセット加工可能なエオスフォライト結晶の産地として知られているのはブラジル、特にミナスジェライス州のイティンガのみです。
他には
・オーストラリア🇦🇺
・カナダ🇨🇦
・フィンランド🇫🇮
・ドイツ🇩🇪
・アメリカ🇺🇸
などで産出されます。
エオスフォライト(曙光石)の発見地 アメリカのコネチカット州の風景
・雪の公園

・ヤンキースタジアム行きのメトロノース鉄道




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