

フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)はバリサイトの一種で、リン鉱床の二次鉱物として生成されるレアな鉱物です。
二次鉱物とは
初期生成した鉱物が外的作用(地下水 熱水 熱-圧力 酸素 炭酸ガス)で組成が変化したもので地中でも大気中でも生成します
金属鉱山の酸化帯に出る鉱物はほぼ次鉱物です。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)について
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)は美しい紫色から、パワーストーンとしても人気があります。
「直感力や想像力を高める」とされていることからも(高価な石ではありませんが)
エリザベス・テイラー、マドンナ、レディー・ガガなども身につけている姿をよく見られているそうです。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の名前の由来
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)は1858年にフランスの鉱物学者アルフレッド・ルイ・オリビエ・ルグラン・デ・クロワゾーによって
ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州(アルンスベルクや、ケルン近郊オーバーラートのカルテンボーン鉱山など)で発見されました。
そして1890年にドイツの鉱物学者ウィリー・ブルーンスによって主成分であるリン酸塩(Phosphate)と鉄(sideros)にちなんで「phosphosiderite」と命名されました。
和名は単斜晶系であることと成分から「斜燐鉄鉱」です。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の成分
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)は鉄が含まれるリン酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
Fe3PO42H2O
と表されます。
参考
Fe:鉄 P:リン O:酸素
発色原因は3価鉄です。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)とバリサイト
フォスフォシデライトは、バリサイトの一種です。
バリサイト(AlPO4·2H2O)は3価鉄の代わりにアルミニウムイオンを含んでいます。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の結晶系
結晶系は単斜晶系です。

フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の硬度
モース硬度 3.5〜4
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フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の劈開性
劈開は一方向に完全
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の色
淡い紫色、ピンク
日本の「楝色(おうちいろ)」を彷彿させる色です。

フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の光沢
ガラス光沢
💎参考記事
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の石言葉
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の石言葉は
・安定
・平和
・慈愛
です。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱) 誕生日石
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)は「366日宝石図鑑」で10/17の誕生日石に選ばれました。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)を発見した
アルフレッド・ルイ・オリビエ・ルグラン・デ・クロワゾー氏は
1817年10月17日生まれです。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の主な産地
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の主な産地は
・ペルー🇵🇪
・マダガスカル🇲🇬
・ドイツ🇩🇪
・アメリカ🇺🇸
・チリ🇨🇱
です。
フォスフォシデライト(斜燐鉄鉱)の発見地 ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州の位置と世界遺産アーヘン大聖堂





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