【グローコフェン】(藍閃石)「青のように見える」という名前の鉱物
Glaucophane bleu de Groix
この写真はWikiからお借りしました

グローコフェン(藍閃石)は1945年にギリシャのシロス島で発見された「青のように見える」鉱物です。


グローコフェン(藍閃石)について

グローコフェン(藍閃石)は角閃石グループの鉱物です。

角閃石グループとは

カルシウムやマグネシウム、鉄、アルミニウム、ナトリウム、カリウムなどを様々な割合で含む珪酸塩鉱物のグループです。

グローコフェン(藍閃石)の名前の由来

グローコフェンは鉱物が青色であることから、ギリシャ語で

青」を表す「glaukos(グラウコス) 」と「〜に見える」を表す「phainesthai(パイネスタイ)」を合わせて「glaucophane」と命名されました。

和名は藍色の閃石であることから「藍閃石(らんせんせき)」です。

グローコフェン(藍閃石)の成分

グローコフェン(藍閃石)はナトリウム、マグネシウムなどを含む珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Na2(Mg3Al2)Si8O22(OH)2

と表されます。

参考

Na:ナトリウム Mg:マグネシウム Al:アルミニウム 

Si:珪素 O:酸素 OH:水酸基

グローコフェン(藍閃石)の近隣の角閃石

角閃石は、X2-3Y5Z8O22(OH)2という化学組織で表される鉱物グループです。

x: 通常、カルシウム(Ca)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)

y: 通常、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)

z: 通常、シリコン(SI)アルミニウム(Al)

が入ります。

グローコフェン(藍閃石)Na2(Mg3Al2)Si8O22(OH)2 の近隣の角閃石には

・Mg が Fe2+ に置き換わる鉄藍閃石 Na2(Fe2+3Al2)Si8O22(OH)2

・Al が Fe3+ に置き換わる苦土リーベック閃石 Na2(Mg3Fe3+2)Si8O22(OH)2

・Mg と Al が共に置き換わるリーベック閃石 Na2(Fe2+3Fe3+2)Si8O22(OH)2

があります。

グローコフェン(藍閃石)の結晶系

結晶系は単斜晶系です。

グローコフェン(藍閃石)の硬度

モース硬度 6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

グローコフェン(藍閃石)の劈開性

二方向に完全

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

グローコフェン(藍閃石)の色

灰藍色、紫青色

グローコフェン(藍閃石)の光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

グローコフェン(藍閃石)の石言葉

グローコフェン(藍閃石)の石言葉は今のところ無いようです。

グローコフェン(藍閃石)誕生日石

グローコフェン(藍閃石)は「366日宝石図鑑」で9/20の誕生日石になりました。

9/20は「空の日」です。

グローコフェン(藍閃石)の主な産地

グローコフェン(藍閃石)の主な産地は

・ギリシャ🇬🇷

・アメリカ🇺🇸

・スーダン🇸🇩

・オーストラリア🇦🇺

です。

スーダンの位置と風景




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