『クリスタルタロット』「節制」 (ガーネット)
アルマンディン・ガーネット

クリスタルタロットとは

タロットカードは、占いをするものだけでなく、
人生の道案内をする道具です。

カードに触れて絵をよく見たり解釈を読むことで、直感が磨かれていき、自己発見と癒しのに導いてくれます。

クリスタルも古来から、
占いにも自己発見にも用いられてきました。

クリスタル一個一個にはそれぞれ意味があり、私たちの人生や生き方に助言を与えてくれます。


ロードライト・ガーネットの原石
タロットの一つにクリスタルと合わせて読み解く方法があります。 タロットの神秘と クリスタルの美とパワー。 2つの相性は抜群です。 この2つが織りなす占いを通して人生を見つめ直すことができるのです。 参考記事 💎「クリスタルとは」 💎「クリスタルタロットまとめページ 他のカードの石も見てみよう!

 

「節制」のクリスタル:ガーネット

「クリスタルタロット」と「ウェイト版タロット」の「節制」

「節制」の意味

正位置 ・相性のいい恋人 ・会話 ・異業種交流 ・折衷案 逆位置 ・一方通行の愛 ・協調性がない ・会話不足 ・心を閉ざす

クリスタルタロットの解釈

あなたは生まれ変わろうとしています。 今は感情が重要な役割を果たしていますが感情に押し流されないように気をつけましょう。 感情を理性でコントロールすることが大事です。 感情の動きが理解できれば自制心を失わずに済むからです。 心のわだかまりを取り除き新しいエネルギーと考え方を取り入れる時期です。 また「節制」のカードは和解の時期を暗示しています。 もし怒りにまかせて言葉を荒げ、気まずくなってしまった関係があれば修復をするよいチャンスです。 人に対して無関心を装うことで自分の感情に蓋をしてはいけません。 知性と感情の両面で成長ができる時期にあります。 成長するためには物事に柔軟に対応し、自分の能力と新しい知識を融合させ、必要に応じて妥協することも大事です。 身の回りの善なるものに意識を向ければ、調和と理解を見出すことができるでしょう。 ガーネットは情緒を安定させ、変化に起因する憂うつ、混乱、トラウマを解消します。 また、「節制」のカードは、今は節制と癒しが大切であることを告げています。 (フィリップ・パーマット「クリスタルタロット」より一部抜粋)

ガーネットについて

ザクロ石と呼ばれるガーネット

ガーネットの名前の由来と和名

ガーネット」という名前は ラテン語のという意味の「granatum」(グラナタス)に由来しています。 和名は見た目から柘榴石です。

ガーネットとは

ガーネットガーネットグループというグループ名です。

ガーネットは珪酸塩鉱物の一種で化学式は 

X₃Y₂(SiO₄)₃

XとYには種類によってカルシウムや鉄、マンガン、アルミニウムなどの元素が入ります。

ガーネットの種類

「赤い宝石」というイメージが強いガーネットですが、黄色や緑色、黒などのガーネットもあります。 ガーネットは大きく ・アルミニウム系(主に赤系) ・カルシウム系(主に緑色系) に分けることができます。
元素記号一覧

Al アルミニウム Mg マグネシウム Mn マンガン Fe 鉄 Ca カルシウム Cr クロム

アルミニウム・ガーネットの種類

アルマンディン・ガーネット  ・ロードライト・ガーネット(アルマンディンとパイロープの固溶体) ・パイロープ・ガーネット  ・マラヤ・ガーネット(主にパイロープとスペサルティンの固溶体)  ・カラーチェンジ・ガーネット(マラヤの変種) ・スペサルティン・ガーネット
ヘソナイト

カルシウム・ガーネットの種類

アンドラダイト・ガーネット   ・黄色いトパゾライト   ・(お値段が高い)デマントイド・ガーネット   ・奈良県に鉱脈 レインボー・ガーネット   ・黒いメラナイト   はアンドラダイト・ガーネットです。 ・ウバロバイトグロッシュラー・ガーネット   ・ティファニー社が命名したツァボライト   ・薄い緑色のミント・ガーネット   ・オレンジ色のヘソナイト はグロッシュラー・ガーネットです。 (グロッシュラー・ガーネットはカルシウム系に分類されますがアルミニウムが含まれます。)
ツァボライト

ガーネットの光沢

・ガラス光沢 ・ダイヤモンド光沢 (デマントイド・ガーネット) 💎参考記事

 

ガーネットの硬度

モース硬度7 💎参考記事

ガーネット 誕生石

1月 ガーネットは発掘された時にすでに整った結晶からできているので1番目の1月に選ばれたそうです
アルマンディン・ガーネット原石

ガーネットの石言葉

真実 情熱 友愛 繁栄 実り

はるさん的補足 クヌムト王女の襟飾り

ガーネットは発掘された時にすでに整った結晶からできており 加工(磨いたりカットしたり)する必要がないことから 「最古の宝石」と言われています。 ガーネットの歴史は5000年以上におよびます。 古代エジプトではガーネットは 「護符」として大切に用いられてきました。 護符とは、お守りのような物で、魔除け、招福、加護を目的として身につけるものです。 下の写真は古代エジプト第12王朝の第3ファラオであるアメンエムハト2世の娘クヌムト王女のミイラが身につけていた約4000年前の襟飾りです 発見当時にはバラバラに散乱していましたが、 発見したフランスの考古学者ドモルガン氏によって復元されました。
(B.C1911〜1877年頃)国立カイロ博物館所蔵
一番上の列は真ん中に近づくにつれ直径が大きくなる球形の黄金製ビーズがあしらわれています。 その下には黄金のビーズ連で仕切られた6つの列が並んでいます。 このうち4つの列は 生命を表す「アンク安定を表す「ジェド支配を表す「ウアス」の 3つのヒエログラフが交互に 下にいくにつれ大きい物が並べらます。 両端のハヤブサの頭は象がん細工で細部が入念に表現されています。 ガーネットの他にもラピスラズリ、トルコ石、 長石、カーネリアン、金が使われていて豪華ですね。

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