【リビアングラス】隕石の衝突によって形成された天然ガラス
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リビアングラスはリビア砂漠で見つかる天然のガラスです。

(鉱物ではありません)

リビアングラスは、サハラ砂漠で発見された『ケビラ・クレータ』(2007年に発見)と名づけられたクレーターがその起源となった隕石の跡ではないかと云われていますが科学的には解明されていないことが多く、謎が多いガラスです。

リビア砂漠の位置

ケビラ・クレータとは

エジプトとリビアの国境にある巨大クレーターです。

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衛生画像から見つかったもので、数千万年前のものと推定されます。

これがリビアングラスが精製される原因となった隕石の証拠では無いかといわれます。

リビアングラスの生成時期が2,800万年前なので、時代的には一致します。

リビアングラスについて

1932年。イギリス人のレイトン氏が率いた調査団が、リビア砂漠内にあるギルフケビル高原で発見しました。

1971年に研究が始まり、一時はモルダバイトらと同じテクタイトの一種ではとされました。

テクタイトとは

隕石などの天体が地球に衝突した際に、地表の岩石が高温で融解し、液滴として飛散・急冷することで形成される天然ガラスです。

東京大学の博物館ではテクタイトと分類されていました

しかし、シリカ含有率が異様に高い点や表面に見られる飛翔痕がない点、

リビア砂漠の東にあるヌービアン砂漠の成分を含んでいる点などから、

隕石の衝突によって生じたインパクトガラス(インパクタイト)という説が生まれます。

インパクトガラス(インパクタイト)とは

隕石の衝撃などで超高温が生じ、岩石が衝撃波で熔融急冷したものとされるガラスのことです。

リビアングラスの名前の由来

リビアングラス(Libyan Glass)は、リビア砂漠で見つかるガラスなので「リビアングラス」と呼ばれます。

海外では「リビア砂漠ガラス」という意味で「リビアンデザートグラス(Libyan Desert Glass)」と表記されることが多いです。

リビアングラスの成分

リビアングラスは二酸化珪素を主成分としている天然ガラスです。

希少金属イリジウムを含有します。

イリジウム(Ir)は

虹のように様々な色調を示す事から、ギリシャ神話の虹の女神イリスにちなんで名付けられました。

フランソワ・ルモワーヌ『フローラ、ヘーラ、イーリス』この写真はWikiからお借りしました

リビアングラスは結晶構造を持たない

リビアングラスは水晶に近い成分ですが結晶構造を持ちません。

リビアングラスの硬度

モース硬度 5〜6

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度

リビアングラスの劈開性

劈開はありません。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

リビアングラスの靭性

リビアングラスは脆い鉱物です。

リビアングラスの色

淡黄色、黄色、透明

リビアングラスの光沢

ガラス光沢、脂肪光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

リビアングラスはツタンカーメンの墓からも発見された

リビアングラスは古代エジプトの時代から、神聖な宝石として扱われてきました。

ツタンカーメン(紀元前1335年–1327年)の墓から見つかった胸飾りの中央にはリビアングラスで出来た太陽神の象徴とされる「スカラベ(フンコロガシ)」が彫刻されています。

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リビアングラスの石言葉

リビアングラスの石言葉は

・魂の再生

・復活

・輝き

です。


リビアングラスの誕生日石

リビアングラスは「366日宝石図鑑」で12/24の誕生日石に選ばれました。

1951年12月24日にリビアはイタリアから独立し

リビア連合王国が誕生しました。

リビア( Libya )はギリシャ神話の登場人物リビュエーに由来し、古代ギリシアで北アフリカの地中海沿岸地域(エジプトより西)をまとめて Libya と呼んでいたことに由来します。


リビアングラスの発見地リビア砂漠


リビア砂漠はサハラ砂漠の一部をなし、リビア🇱🇾の東とエジプト🇪🇬の西側にまたがっています。

ほとんどはエジプトに属するのでエジプトでは西部砂漠といいます。

・SFのような?白砂漠


・白砂漠の隆起


・クリスタルマウンテン

石英と方解石の集合体

⚠️

行ってみたくなる方がいらっしゃると思いますが、リビア東部は今、かなり危険な区域です。

また、エジプト政府はリビアングラスの採掘には制限をかけているのでご注意ください。




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