

アタカマイト(アタカマ石)は黄銅鉱のような銅を含む鉱物が砂漠などで風化、酸化された時に生成される二次鉱物です。
火山噴出物、熱水噴出孔、変質した青銅器からも産出されることがあるようです。
アタカマイト(アタカマ石)について
アタカマイト(アタカマ石)はルーペなどで拡大して見ると、ガラスのような光沢を持つ鮮やかな銅の塩化物です。
ただし、生産量が多くないので銅の鉱石としての用途はありません。
アタカマイト(アタカマ石)の名前の由来
アタカマイト(アタカマ石)は1801年にチリのアタカマ砂漠で発見されました。

ロシアの外交官で鉱物学者のドミトリ・アレクセーヴィチ・ゴリッツィン博士によって「atacamite」と命名されました。
和名はそのまま「アタカマ石」です。

アタカマイト(アタカマ石)の成分
アタカマイト(アタカマ石)は銅の塩化水酸鉱物でハロゲン化鉱物に分類されます。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
Cu2(OH)3Cl
と表されます。
参考
Cu:銅 OH:水酸基 Cl:塩素

アタカマイト(アタカマ石)の結晶系
結晶系は斜方晶系です。

アタカマイト(アタカマ石)の共生鉱物
アタカマイト(アタカマ石)は
赤銅鉱・ブロシャンダイト(ブロシャン銅鉱)・青鉛鉱・カレドニア鉱・マラカイト(孔雀石)・クリソコラ(珪孔雀石)などと共生することがあります。
アタカマイト(アタカマ石)の硬度
モース硬度 3.5
💎参考記事

アタカマイト(アタカマ石)の劈開性
劈開は一方向に完全です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
アタカマイト(アタカマ石)の靭性
アタカマイト(アタカマ石)は大変脆い鉱物です。
アタカマイト(アタカマ石)の色
淡緑、緑色

アタカマイト(アタカマ石)の光沢
ガラス光沢、金剛光沢
💎参考記事
アタカマイト(アタカマ石)の石言葉
アタカマイト(アタカマ石)の石言葉は今のところ無いようです。
アタカマイト(アタカマ石)の誕生日石
アタカマイト(アタカマ石)は「366日宝石図鑑」で12/21の誕生日石に選ばれました。
アタカマイトを命名したドミトリ・アレクセーヴィチ・ゴリッツィン博士は
1728年12月21日生まれです。
アタカマイト(アタカマ石)の主な産地
アタカマイト(アタカマ石)の主な産地は
・チリ🇨🇱アタカマ砂漠
・アメリカ🇺🇸
日本では三宅島の溶岩から発見されています。
アタカマイト(アタカマ石)の発見地 チリのアタカマ砂漠の風景

アタカマ砂漠は地球で最も乾燥した砂漠で平均標高は約2,000mにも達し、その過酷さからアタカマ砂漠への道は「死への道」と恐れられていました。
不毛で岩塩や石灰の堆積層で覆われている所が多く、銅・銀・ニッケルなどの鉱物資源に富んでいます。
リチウム・天然の硝酸ナトリウムの産出は世界最大です。















