

ラドロッカイト(ラドロック石)は鉛、鉄、ヒ素を含む酸化鉱石の鉱脈中に産出します。
ボーナイト(斑銅鉱)やゲルマニウム鉱、パイライト(黄鉄鉱)、クォーツ(石英)、タングステン鉛鉱、ライテ石などと共生していることがあります。

ラドロッカイト(ラドロック石)について
ラドロッカイト(ラドロック石)の名前の由来
ラドロッカイト(ラドロック石)は1970年にナミビアのツメブ鉱山で発見され、
米国ニュージャージー州の鉱物コレクターでありディーラーでもある、F・ラドロー・スミス(F. Ludlow Smith)とC・ロック・キー(C. Locke Key)の、二人のお名前にちなんで「Ludlockite」と命名されました。
和名はそのまま「ラドロック石」または「リュドロック石」です。
ラドロッカイト(ラドロック石)の成分
ラドロッカイト(ラドロック石)は鉛や鉄を含むヒ酸塩鉱物です。
化学組織は
PbFe4As10O22
と表されます。
参考
Pb:鉛 Fe:鉄 As:ヒ素 O:酸素
ラドロッカイト(ラドロック石)の結晶系
結晶系は三斜晶系です。

ラドロッカイト(ラドロック石)の硬度
モース硬度 1.5〜2
💎参考記事
ラドロッカイト(ラドロック石)の劈開性
劈開は1方向に完全です
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
ラドロッカイト(ラドロック石)の色
ラドロッカイト(ラドロック石)はオレンジ色です。
発色原因はヒ素です。
ラドロッカイト(ラドロック石)の光沢
樹脂光沢
💎参考記事
ラドロッカイト(ラドロック石)の石言葉
ラドロッカイト(ラドロック石)の石言葉は今のところ無いようです。
ラドロッカイト(ラドロック石)誕生日石
ラドロッカイト(ラドロック石)は「366日宝石図鑑」で8/13の誕生日石になりました。
ラドロッカイト(ラドロック石)の命名の由来となった二人のうちのお一人、
F・ラドロー・スミスは1937年8月13日生まれです。
ラドロッカイト(ラドロック石)の主な産地
ラドロッカイト(ラドロック石)の主な産地は
・ナミビア🇳🇦
・アゼルバイジャン🇦🇿
・チリ🇨🇱
・南アフリカ🇿🇦
などです。
ナミビアのツメブ鉱山について
ナミビアにはツメブ鉱山という伝説的な鉱山があります。
鉱物コレクターや地質学者の間では、文字通り「聖地」や「世界最高の鉱物ポケット」と称される伝説的な鉱山です。

ツメブは1900年代初頭に銅や亜鉛、鉛の鉱山として作られ、発展しましたが1996年に閉山しています。
ツメブ鉱山がなぜ「聖地」や「世界最高の鉱物ポケット」と言われるかというと
ツメブ鉱山には300種類以上の鉱物が見つかっており、ラドロッカイトなど、70種類以上の鉱物がツメブ鉱山で初めて発見されているからです。
また、美しさも際立っており、銅、鉛、亜鉛などの巨大な硫化鉱床が、何百万年もの時間をかけて地下水や酸素と反応し、極めて色彩豊かな「二次鉱物(酸化帯の鉱物)」を作り出しました。
ツメブ産の結晶は大きく、透明度が高く、色鮮やかなのが特徴です。
例えば、
はツメブ産が最も美しいと言われています。
すでに閉山してしまっているので、非常に高値で取引されているそうです。
















