【ラドロッカイト】(ラドロック石)ヒ素を含む針状の鉱物
この写真はWikiからお借りしました

ラドロッカイト(ラドロック石)は鉛、鉄、ヒ素を含む酸化鉱石の鉱脈中に産出します。

ボーナイト(斑銅鉱)ゲルマニウム鉱パイライト(黄鉄鉱)クォーツ(石英)タングステン鉛鉱、ライテ石などと共生していることがあります。

ラドロッカイト (Ludlockite) が含有することによって赤褐色に彩られたライテ石ヒ酸水素鉛この写真はWikiからお借りしました

ラドロッカイト(ラドロック石)について

ラドロッカイト(ラドロック石)の名前の由来

ラドロッカイト(ラドロック石)は1970年にナミビアのツメブ鉱山で発見され、

米国ニュージャージー州の鉱物コレクターでありディーラーでもある、F・ラドロー・スミスF. Ludlow Smith)とC・ロック・キーC. Locke Key)の、二人のお名前にちなんで「Ludlockite」と命名されました。

和名はそのまま「ラドロック石」または「リュドロック石」です。

ラドロッカイト(ラドロック石)の成分

ラドロッカイト(ラドロック石)は鉛や鉄を含むヒ酸塩鉱物です。

化学組織は

PbFe4As10O22

と表されます。

参考

Pb:鉛 Fe:鉄 As:ヒ素 O:酸素

ラドロッカイト(ラドロック石)の結晶系

結晶系は三斜晶系です。

ラドロッカイト(ラドロック石)の硬度

モース硬度 1.5〜2

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ラドロッカイト(ラドロック石)の劈開性

劈開は1方向に完全です

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ラドロッカイト(ラドロック石)の色

ラドロッカイト(ラドロック石)はオレンジ色です。

発色原因はヒ素です。

ラドロッカイト(ラドロック石)の光沢

樹脂光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ラドロッカイト(ラドロック石)の石言葉

ラドロッカイト(ラドロック石)の石言葉は今のところ無いようです。

ラドロッカイト(ラドロック石)誕生日石

ラドロッカイト(ラドロック石)は「366日宝石図鑑」で8/13の誕生日石になりました。

ラドロッカイト(ラドロック石)の命名の由来となった二人のうちのお一人、

F・ラドロー・スミスは1937年8月13日生まれです。

ラドロッカイト(ラドロック石)の主な産地

ラドロッカイト(ラドロック石)の主な産地は

・ナミビア🇳🇦

・アゼルバイジャン🇦🇿

・チリ🇨🇱

・南アフリカ🇿🇦

などです。

ナミビアのツメブ鉱山について

ナミビアにはツメブ鉱山という伝説的な鉱山があります。

鉱物コレクターや地質学者の間では、文字通り「聖地」や「世界最高の鉱物ポケット」と称される伝説的な鉱山です。

ナミビアの位置とツメブの位置

ツメブは1900年代初頭に銅や亜鉛、鉛の鉱山として作られ、発展しましたが1996年に閉山しています。

ツメブ鉱山がなぜ「聖地」や「世界最高の鉱物ポケット」と言われるかというと

ツメブ鉱山には300種類以上の鉱物が見つかっており、ラドロッカイトなど、70種類以上の鉱物がツメブ鉱山で初めて発見されているからです。

また、美しさも際立っており、銅、鉛、亜鉛などの巨大な硫化鉱床が、何百万年もの時間をかけて地下水や酸素と反応し、極めて色彩豊かな「二次鉱物(酸化帯の鉱物)」を作り出しました。

ツメブ産の結晶は大きく、透明度が高く、色鮮やかなのが特徴です。

例えば、

ダイオプテーズ(翠銅鉱)

アズライト(藍銅鉱) 

マラカイト(孔雀石)

スミソナイトナイト(菱亜鉛鉱)

ツメブ産が最も美しいと言われています。

すでに閉山してしまっているので、非常に高値で取引されているそうです。






にほんブログ村

おすすめの記事