【テルライト】(テルル石)日本でも採れる二酸化テルルの鉱物
この画像はWikiからお借りしました

テルライト(テルル石)はテルルの鉱石鉱物です。

まず元素番号52番のテルル(Te)という元素について調べました。

テルル(Te)

半金属元素で脆く銀白色の結晶性固体で

主に熱電材料や半導体添加剤、合金の性質調整、太陽電池、ガラスの着色に用いられるレアメタルです。

テルルの名前の由来は地球🌏。

ラテン語の「Tellus(テルス)=大地・地球の女神」が語源です。

ちなみに、周期表ではセレン(Se)=月の女神セレーネ🌛の下に配置されています!

レアアースということで、今後ますます用途が増えそうな鉱物です。

テルライト(テルル石)について

テルライト(テルル石)は静岡県の河津鉱山と北海道の手稲鉱山でも発見されています。

テルライト(テルル石)の名前の由来

テルライト(テルル石)はテルルを含有することから、ドイツの化学者マルティン・ハインリヒ・クラブロート氏によって「テルライト(tellurite)」と命名されました。

テルルはオーストリアの鉱物学者F・J・ミュラー男爵が1798年に初めて単体分離に成功しました。

単体分離とは

破砕(crushing)や磨鉱(grinding)によって、可能な限り一粒子が一種の鉱物種になるようにする工程のことです。

元素テルルの名前の由来

元素「テルル」が発見されたのが1798年です。

その少し前にクラプロート氏は「ウラン(Uranium)」も発見して命名したのです。

ウランは、天王星(Uranus:ギリシャ神話の天の神ウラヌス)にちなんで名付けられ、「」を象徴する元素となりました。

ウラヌス

そしてテルルが発見された時に命名を任されたのもクラプロート氏でした。

クラプロート氏

「天(ウラン)を象徴する元素があるのなら、新しく見つかったこの元素には、対になる『地(地球・大地)』の名前を与えよう!」

と考え、ラテン語で大地や地球を意味し、ローマ神話の豊かな大地の女神でもある

テルース(Tellus)」から名前を取り、「Tellurium(テルル)」と名付けたのです。

ちなみにテルル発見から約20年後にスウェーデンの化学者ベルセリウスが、テルルに性質がそっくりな新しい元素を発見しました。

ベルセリウスは「テルル(地球・地)の兄弟のような元素だから、今度は『月』にしよう!」

とひらめき、ギリシャ神話の月の女神セレーネにちなんで「セレン(Selenium)」と名付けたのです。

テルライト(テルル石)の成分

テルライト(テルル石)は二酸化テルルから成る酸化鉱物です。


💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は、

TeO2

と表されます。

テルライト(テルル石)の硬度

モース硬度 2

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

テルライト(テルル石)の劈開性

劈開は完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

テルライト(テルル石)の色

テルライト(テルル石)は

白〜黄色です。

テルライト(テルル石)の光沢

亜ダイヤモンド光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

テルライト(テルル石)の石言葉

テルライト(テルル石)の石言葉は今のところありません。

テルライト(テルル石) 誕生日石

テルライト(テルル石)は「366日宝石図鑑」で7/1の誕生日石に選ばれました。

テルライト(テルル石)の単体分離に成功した

オーストリアの鉱物学者F・J・ミュラー男爵

1740年7月1日生まれです。

テルライト(テルル石)の主な産地

テルライト(テルル石)の主な産地は

・ルーマニア🇷🇴

・メキシコ🇲🇽

です。

ルーマニアの風景

・ ブカレスト 大主教宮殿

・ブカレストの教会のフレスコ

・シギショアラ 時計塔からの風景




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