

イタコルマイトは自然にできる多孔質の砂岩です。
ですからイタコルマイトは鉱物ではなく岩石です。
鉱物と岩石の違い
鉱物とは一定の化学組織を持った個体で
岩石とは鉱物の集まりです。
そして岩石を構成する鉱物を造岩鉱物といいます。
イタコルマイトについて
イタコルマイトは自然の石なのに「こんにゃく」みたいに曲がる面白い岩石です。
イタコルマイトの名前の由来
イタコルマイトは17世紀にブラジルのブラジルのミナスジェライス州イタコルミ(Itacolmi)地方で産出されました。
イタコルミの石(ite)ということからイタコルマイトと命名されました。
和名は「こんにゃくのように曲がる」ことから「こんにゃく石」です。
イタコルマイトの成分
イタコルマイトは複数の鉱物が集まった岩石です。
造岩鉱物はクォーツ、雲母、クリノクロア、タルク(滑石)などです。
数百ミクロンのクォーツの粒子とマイクロクラックが3次元的に絡み合っています
イタコルマイトの大部分(約90%)はクォーツでその間に雲母が配列し、そこにクリノクロアやタルクが含まれていることで、粒の間の変形がしやすい(だから曲がる)のではないかと思われていますが、はっきり判明していません。
曲がる様子をフォッサマグナミュージアムさんの映像でお確かめください。
イタコルマイトの劈開性
無し
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
イタコルマイトの色
イタコルマイトには
灰色、淡黄色、黄褐色のものがあります。
イタコルマイトの光沢
ガラス光沢、光沢無し
💎参考記事
イタコルマイトをヒントに進化するセラミックス
セラミックスは陶磁器の技から電子セラミックスや圧電セラミックスなどに進化を遂げています。
このように、セラミックスの中でも、特にエレクトロニクス産業をはじめ、
各種産業用途に用いられる磁器は高い性能や精度が要求されることから、現在では「ファインセラミックス」と呼ばれています。

ファインセラミックスは一般の陶磁器とはちがい
『化学組成、結晶構造、微構造組織・粒界、形状、製造工程を精密に制御して製造され、新しい機能または特性をもつ、主として非金属の無機物質』と定義されています。
すでに携帯電話などの電子機器にも重宝されていますが、欠点は脆いこと。
今後は柔軟性の進化を期待されています。
そこでヒントになったのがイタコルマイトです。
体積の約90%のクォーツの隙間に10%の隙間(マイクロクラック)が絡み合う構造をヒントに
膨張率の異なる鉱物を粉にして「人工靭性セラミックス(曲がるセラミックス)」が開発されました。
地震に強い建材などに使われることが期待されています。
イタコルマイトの石言葉
イタコルマイトの石言葉は今のところありません。
イタコルマイト 誕生日石
イタコルマイトは「366日宝石図鑑」で5/29の誕生日石に選ばれました。
イタコルマイトの産地
イタコルマイトの主な産地は
・ブラジル🇧🇷
・アメリカ🇺🇸
・マダガスカル🇲🇬
・インド🇮🇳
・ロシア🇷🇺
です。
おまけ ブラジル ミナスジェライス州の風景
・ミナスジェライス州の丘陵①②
・コーヒー農園




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