クリスタルタロット 太陽 インペリアルトパーズ
インペリアルトパーズ
タロットカードは、占い
をするものだけでなく、
人生の道案内をする道具です。

カードに触れて、絵をよく見たり、
解釈を読むことで、
直感が磨かれていき、自己発見と癒しの
に導いてくれます。

クリスタルも、古来から、
占いにも自己発見にも
用いられてきました。

クリスタル一個一個には、
それぞれ意味があり、私たちの
人生や、生き方に助言を与えてくれます。

タロットの一つに、
クリスタルと合わせて読み解く
方法があります。

タロットの神秘と
クリスタルの美とパワー。

2つの相性は抜群です。

この2つが織りなす占いを通して、
人生を見つめ直すことが
できるのです。

参考記事
「クリスタルとは」
クリスタルタロットまとめページ 他のカードの石も見てみよう!

 

「太陽」のクリスタル: インペリアルトパーズ

インペリアルトパーズはあなたを 啓蒙と悟りに導き、宇宙の万物との 一体感をもたらせます。 また、インペリアルトパーズは あなたの気力を充実させて、 クリエイティブな発想をうながして、 目標達成を応援してくれます。 フィリップ・パーマット「クリスタルタロット」より

インペリアルトパーズについて

インペリアルトパーズ

トパーズとは

トパーズとは、石英(クォーツ) より少し硬い(硬度8) ケイ酸塩鉱物です 成分がはっきりわかるまでは 「トパーズ」と「ペリドット」 は混同されていました また、英国ヴィクトリア朝の ヴィクトリアンジュエリーや アール・ヌーヴォー、 アールデコ期に 「トパーズ」として人気のあった 石の大半は(水晶である)「シトリン」だったことが わかるなど、 見るだけでは区別がつきにくい石の 一つです 参考記事

トパーズの色

黄褐色から橙褐色(インペリアルトパーズ) の他に ピンク、ブルー、シャンパン(薄茶色) グリーン、カラーレス、 ミスティック(チタンを照射したもの) があります トパーズは、屈折率によって 2種類に分けられます ・屈折率が高く、 光に長期間さらしても 褪色しないOH -type (水酸基を含む物) 「インペリアルトパーズ」と 「ピンクトパーズ」が このタイプです
ピンクトパーズ
屈折率が低いF -type その他は全てF -typeです (フッ素を含む物) このタイプは 光に長時間さらされると褪色する 傾向にあります 市場に出回っている ブルートパーズ、グリーントパーズの多くは カラーレストパーズに放射線照射されて 色をつけた物です
ブルートパーズ
参考記事

 

インペリアルトパーズとは

インペリアルトパーズの原石
カラーレストパーズに、 クロム元素が混入して 赤みがかったオレンジや オレンジがかった黄色に変色した物です (赤色蛍光性を持つクロムは、 その混入程度によって ルビーや反対色のエメラルドの 発色原因になります) インペリアルトパーズの色は 天然なので、褪色することなく 楽しむことができることもあり トパーズの中で最高級品です 19世紀ブラジル皇帝であった ペドロ2世にちなんで インペリアル(皇帝) の名前がつけられました

インペリアルトパーズの効果

・エネルギーの活性化 ・希望をもたらす ・恋愛の成就 ・幸せな人生に必要なものを  引き寄せる

インペリアルトパーズの和名

黄玉(おうぎょく)

インペリアルトパーズの硬度

モース硬度8 参考記事

誕生石

11月 (シトリンと共に)

インペリアルトパーズの石言葉

希望・直感・活性・友情

インペリアルトパーズの 石言葉が「友情」になった理由

マリアテレジア

3枚のペチコート作戦

18世紀、ヨーロッパでは 諸国の王たちが領土合戦に明け暮れて いました 1756年、 フリードリッヒ2世率いるプロイセンの 領土侵略を脅威とする 周辺3国の女性たちが結束して 一時的に阻止したのです 3国の女性たちとは オーストリアの女帝マリア・テレジア フランスのポンパドール夫人 ロシアの女帝エリザベータ です
ポンパドール夫人
「3枚のペチコート作戦」と呼ばれる この作戦は、フリードリッヒ2世が 自殺を考えるほど、 一時的には功を奏しました ペチコートとは、 スカートの下に履く下着の一種です しかし、エリザベータの死によって ロシアは ピョートル3世が継ぐことになり フリードリッヒ2世と講和して この作戦は終わり、 七年戦争に突入します 「3枚のペチコート作戦」の際、 エリザベータは、ロシア語で 「友情」という意味の 「ドルージバの指輪」を 作りました その時使われたのが ロシアの領土内で採れた インペリアルトパーズでした インペリアルトパーズの 石言葉である「友情」 はこの指輪からとったそうです
エリザベータ

「太陽」のカードの 運勢と「絵の説明」

にほんブログ村
コメント一覧
  1. 圭子 より:

    インペリアルトパーズ、綺麗ですよね。
    高価なストーンなので、なかなか大きいのには手を出せませんが、いつかはリングにして身につけたいストーンの一つです。

  2. まいこ より:

    トパーズが友情を取り持った御三方は大物揃いで豪勢ですね

  3. 圭子 より:

    「友情」という意味の「ドルージバの指輪」にインペリアルトパーズが使われたとは、素敵ですね~✨✨

    • harusan0112 より:

      あの御三方がつけると、ますます迫力が加わりそうです!
      素敵な友情ですね

  4. まいこ より:

    御三方のエピソード何回も読んでも面白いですね。

    • harusan0112 より:

      いいでしょう。笑
      エリザベータさんが亡くなってしまったのが、残念ですね。

    • さゆ より:

      三方ともきりっとしていて、美しく威厳があります。身に付けている衣装も豪華ですね。
      エリザベータが健在だったら、七年戦争の最中にロシアはプロイセンに鞍替えしなくて、オーストリア、フランスの味方のままだったのですね。
      インペリアルトパーズに友情の意味は残っているから、エリザベータがいなくなっても、エリザベータへの友好的な思いは、色褪せないインペリアルトパーズと同じように、二人は持ち続けたのでしょうね。
      ところで、他のトパーズで、放射線の照射で加工をしたFタイプのグリーントパーズとかブルートパーズとかは、紫外線で段々色褪せるものでしょうか?教えていただけばありがたいです。

      • harusan0112 より:

        さゆさん

        丁寧なコメント、ありがとうございます♪
        名君として名高いフリードリヒ2世がこんなに女性に嫌われていたとは、面白いですが、あの辺の王侯貴族は、国をまたいで恋愛やら友情やら結婚を楽しんでいたようですものね。
        それにしても、エリザベータが亡くならなければ、ロシアがどうなっていただろうと、考えてしまいますね。

        fタイプのグリーントパーズやブルートパーズは残念ながら、退色してしまうそうです。

  5. 才色健躾 より:

    石言葉”人生の道案内”は輝かしい言葉ですね。それも屈折率は高く光にさらしても褪色しない。と云う事にも繋がりますね。
    また硬度8と云う事も魅力の一つですね。
    三枚のペチコート作戦。ヨーロッパらしき作戦名です。

    • harusan0112 より:

      ありがとうございます♪
      ここにも登場するクロム!
      宝石の価値を上げますね。
      こうして見ると、褪色しないohタイプが魅力的に見えますね。

      3人の女帝たちに嫌われても生きながらえたフリードリヒ2世って逞しいです。
      ここで亡くなっていたら、世界史は大きく変わった可能性大ですよね。

  6. Yoshi より:

    こんにちは久しぶりにお邪魔します
    インペリアルトパーズ、名前どおりの気品を感じます。
    トパーズにクロムが混入する、その割合の妙により色合いが変わる・・・焼き物の曜変天目を思い出しました。
    自然というものは時に本当にすごいものを生み出したりしますね
    3人の女性の友情による停戦の実現も本当に素晴らしいお話です。

    • harusan0112 より:

      ありがとうございます♪
      鉱物に元素が加わって絶妙な色に変化する
      化学反応って不思議ですね。そして神秘的で美しい!
      曜変天目も今なら化学的に作れると聞いたことがあります。

      3人の女帝たち、美しくて有能ですね。
      オーストリア、フランス、ロシアで友情の指輪を作ったなんて素敵すぎます。
      今も各国の首脳が作らないかしら、、、。
      そしてそれを上まわる?フリードリヒ2世!
      亡くなっていたらきっと歴史が変わりましたね。

コメントを残す

関連キーワード
おすすめの記事