水酸基の多い「グロッシュラー・ガーネット」『ヒブシャイト』

39種のガーネット(この中のどれかはヒブシャイトかも!)



はる

すみません🙇
この記事を最後までご覧になっても
「これは絶対にヒブシャイトです!」
という写真はありません。
ご了承ください。

 

 

ガーネットは珪酸塩鉱物のグループ名です。

化学成分によって多くの種類に分けられ
「ガーネットには青以外の色ならある」と言われるほどたくさんの色のガーネット↓があります。


下の図は以前私が大変苦労して主なガーネットを成分別にした物です。
ヒブシャイトは下の三角の右上「グロッシュラー」の一種です。

ヒブシャイトについて

ヒブシャイトの名前の由来と和名


ヒブシャイトは

1905年にオーストリア🇦🇹の地質学者ジョセフ・エマニュエル・ヒブシュに因んで命名されました。

和名は「ヒブシュ柘榴石」です。

和名の説明

柘榴石というのはガーネットの和名です。深紅のガーネットが柘榴の粒に似ていますね!

ヒブシャイトの成分

ヒブシャイトは水酸基の多いグロッシュラーガーネット(灰礬柘榴石 かいばんざくろいし) で、グロッシュラーの一種と分類されます。

ガーネットは和名を見ると成分が分かりやすいです。
灰はカルシウム
礬はアルミニウムのことですね!

グロッシュラーガーネットには他にツァボライトヘソナイトがあります。

 

組成式は

Ca3Al2(SiO4)1.5-3(OH)6-0

と表されます。

水酸基とは化学式で表すと -OH という形をしています。
一つの酸素原子と一つの水素原子が結びついてできている基(き)です。
エタノールやグルコースなどにも入っており、水に溶けやすい性質をもっています。

 

ヒブシャイトの硬度

モース硬度 6.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

グロッシュラーガーネット

国立科学博物館で見たこのピンク色の石は「灰礬柘榴石」 と表記されていますが、「灰礬柘榴石」に含まれる「ヒブシャイト」かもしれません、、、

 

ヒブシャイトの色

ヒブシャイトはピンク、半透明の緑色などの色があります。

半透明の緑色の物は見た目が「ひすい」 に似ているので間違えられることもあったようです。

ヒブシャイトの光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ヒブシャイトの劈開性

ガーネットは劈開がありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ヒブシャイトの石言葉

ヒブシャイトの石言葉は見つかりませんでした

ヒブシャイト 誕生日石

ヒブシャイトは「366日宝石図鑑」で
3/26の誕生日石に選ばれました。

3/26は命名の由来となった地質学者ジョセフ・エマニュエル・ヒブシュのお誕生日です!

ヒブシャイトの主な産地

ヒブシャイトの主な産地は
カナダ🇨🇦
ポーランド🇵🇱
南アフリカ🇿🇦です。

おすすめの記事