

トリディマイト(鱗珪石)
トリディマイトは通常3つの双晶結晶成分を含む複合結晶として発生するため
ギリシャ語で「三つ子」を意味する「trigymos」から命名された石英の仲間です。
石英の双晶結晶とは2つの結晶が84°33′の角度で接合したものです。

日本式双晶水晶
トリディマイトについて
トリディマイトの和名
トリディマイトの
和名は「鱗珪石(りんけいせき)」または「鱗石英」です。
石英(成分が二酸化珪素)の同質異像(成分は同じだけど異なる原子配列や結晶構造を持つ状態)で、
六角薄板状の結晶を形成していることから魚の鱗のようにキラキラしているので命名されました。
トリディマイトの成分
トリディマイトの主な成分は二酸化珪素です。
組成式は
SiO2
と表されます。
トリディマイトと石英の違い
二酸化珪素は低温(870℃以下)では石英になりますが、
高温(870℃以上、1470℃以下)では鱗珪石になります。
(参考までに、1470℃以上ではクリストバライトができます)。
トリディマイトの硬度
モース硬度 7
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トリディマイトの色
トリディマイトは無色、白、黄色、灰色などの色があります。
トリディマイトの光沢
ガラス光沢
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トリディマイトの劈開性
不明瞭
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トリディマイトの石言葉
トリディマイトの石言葉は見つかりませんでした。
レアな石ではありませんが
宝石のようにカットされることがあまりないからかもしれません。
トリディマイト 誕生日石
トリディマイトは「366日宝石図鑑」で
3/25の誕生日石に選ばれました。
3/25は「三つ子の日」です!
トリディマイトは熊本の「県の石」
日本地質学会は、全国47都道府県について、
その県に特徴的に産出する、あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定しました。
トリディマイトは熊本県の石に選定されています。
トリディマイトは一般に微細な結晶が多いなか、
熊本県熊本市の石神山では安山岩の空隙に1㎝近い大きな結晶を産出したことで有名です。
石神山は前期更新世の約100万年前の角閃石両輝石安山岩からなり、採石場がありましたが
現在は熊本市の石神山公園となっています。
トリディマイトの主な産地
パウエライトの主な産地は
メキシコ🇲🇽
です。















