

モナザイト(モナズ石)はセリウム、ランタン、ネオジム、プラセオジム、イットリウム、ウランなどのレアアース(希土類元素)を含む商業的に重要な資源の一つです。
レアアース(希土類元素)とはレアアース(希少類元素)とは、
31鉱種あるレアメタル(希少金属)の一種で、特定の性質を持った17種類の元素スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)の2元素と、ランタノイドと呼ばれる15元素の総称です。

モナザイト(モナズ石)について
モナザイト(モナズ石)は放射性物質なので、世界中の原子力発電所で原子炉燃料の製造に使われています。

モナザイト(モナズ石)の名前の由来
モナザイト(モナズ石)19世紀のオーストリアの化学者で発明家のカール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハによって砂の中から発見されました。
とても珍しい鉱物なのでドイツの鉱物学者で教授のヨハン・フリードリヒ・アウグスト・ブライトハウプトによってギリシャ語で「monazein 孤独・孤立」から「monazite」と命名されました。
和名はそのまま「モナズ石」です。
モナザイト(モナズ石)の成分
モナザイト(モナズ石)は希土類元素のうちセリウムを最も多く含むリン酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
一般的な化学組織は
CePO4
と表されます。
参考
Ce:セリウム P:リン O:酸素
セリウムはガラスの研磨剤、電子部品の研磨剤、紫外線吸収剤、黄色の顔料、造影剤。希土類磁石などに使われます。
モナザイト(モナズ石)の結晶系

モナザイト(モナズ石)の硬度
モース硬度 5
💎参考記事
モナザイト(モナズ石)の劈開性
劈開は一方向に良好です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

モナザイト(モナズ石)の脆弱性
モナザイト(モナズ石)はとても脆弱(脆い)です。
モナザイト(モナズ石)の色
モナザイト(モナズ石)は黄色、赤褐色、白色です。
モナザイト(モナズ石)の光沢
ガラス光沢、脂肪光沢
💎参考記事
モナザイト(モナズ石)の石言葉
モナザイト(モナズ石)の石言葉は今のところ無いようです。
モナザイト(モナズ石)誕生日石
モナザイト(モナズ石)は「366日宝石図鑑」で9/1の誕生日石に選ばれました。
モナザイト(モナズ石)を発見したカール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハは
1858年9月1日生まれです。

高自然放射線地域 ブラジルのグァラパリ
世界には(原発事故などがなくても)放射線が高い区域が数箇所あります。
そのうちの一つがブラジルのグァラパリという都市です。


グァラパリはブラジルでも有名な観光地の一つで、美しい曲線を描く白い砂浜で知られています。
昔から腰痛やリウマチの療養に人気があるようですが、砂浜には多くのモナザイト(モナズ石)が砂になって埋蔵されています。
そのため周辺住民は年間約10ミリシーベルト前後のを浴びるとも言われています。
10ミリシーベルトというのは原発事故後の福島とほとんど同じだそうです。
日本の他の地域は0.4ミリシーベルトのようなのでかなり多いですね。
地域の有意な健康への影響は確認出来ないようですが、内部被曝によるものと思われる末梢血リンパ球の染色体異常や、対照地域に比べて癌の死亡率が高いとする調査報告もあります。
モナザイト(モナズ石)の主な産地
モナザイト(モナズ石)の主な産地は
・インド🇮🇳
・スリランカ🇱🇰
・マダガスカル🇲🇬
・スイス🇨🇭
・アメリカ🇺🇸
・ブラジル🇧🇷
です。














