【ガーナイト】(亜鉛スピネル)マンガンの発見者の名前から命名
黒い部分がガーナイトです この写真はWikiからお借りしました

ガーナイト(亜鉛スピネル)はスピネルグループに属する希少石です。

ガーナイト(亜鉛スピネル)は大規模な硫化物鉱床で閃亜鉛鉱の変質物として形成されます。

ガーナイト(亜鉛スピネル)について

ガーナイト(亜鉛スピネル)はスピネルグループに属する鉱物です。

スピネルグループは一般式 AB_2X_4 で表される一群の鉱物の総称でAとBには

マグネシウム、亜鉛、鉄、マンガン、アルミニウム、クロム、チタン、ケイ素など、

2価、3価、または4価の陽イオンを組み込んだ他の組み合わせも可能です。

結晶は八面体になります。

スピネルグループには

スピネル:MgAl₂O₄

鉄スピネル:FeAl₂O₄

マンガンスピネル:MnAl₂O₄

フランクリナイト:ZnFe3+2O4 

銅スピネル:CuFe2O4

マグネタイト(磁鉄鉱):FeFe3+2O4 

などが属します。

ガーナイト(亜鉛スピネル)の名前の由来

1807年にスウェーデンのファールンのファール鉱山で発見され、

英名はマンガン(満俺)を発見したスウェーデンの化学者ヨハン・ゴットリーブ・ガーンの名前に因んで命名されました。

和名は成分から「亜鉛スピネル」です。

ガーナイト(亜鉛スピネル)の成分

ガーナイト(亜鉛スピネル)は亜鉛とアルミニウムの酸化鉱物です。

化学組織は

ZnAl2O4

と表されます。

参考

Zn:亜鉛 Al:アルミニウム O:酸素

内包されやすい元素は

Fe2+:ニ価鉄 Mg:マグネシウム Mn:マンガン 

Fe3+:三価鉄Cr:クロム Ga:ガリウム Ti:チタン Sn:スズ

です。

ガーナイト(亜鉛スピネル)の結晶系

結晶系は立方晶系です。

ガーナイト(亜鉛スピネル)の硬度

モース硬度 7.5〜8

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ガーナイト(亜鉛スピネル)の劈開性

劈開は4方向に不明瞭です

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ガーナイト(亜鉛スピネル)の色

ガーナイト(亜鉛スピネル)は暗青緑、黄色、黒のものがあります。

青いスピネル」をガーナイトといって売られていることもあるようです。

青いスピネル

ガーナイト(亜鉛スピネル)の光沢

ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ガーナイト(亜鉛スピネル)の石言葉

ガーナイト(亜鉛スピネル)の石言葉は今のところ無いようです。

ガーナイト(亜鉛スピネル)誕生日石

ガーナイト(亜鉛スピネル)は「366日宝石図鑑」で8/19の誕生日石になりました。

ガーナイトの命名の由来となったスウェーデンの化学者

ヨハン・ゴットリーブ・ガーン氏は1745年8月19日生まれです。

ガーナイト(亜鉛スピネル)の主な産地

ガーナイト(亜鉛スピネル)の主な産地は

・スリランカ🇱🇰

・ナイジェリア🇳🇬

・ブラジル🇧🇷

・アメリカ🇺🇸

・スウェーデン🇸🇪

です。

発見地 スウェーデン、ファールン市

ガーナイトが発見された頃、ファールンにある銅山は世界の銅の3分の2を産出していました。
1992年に銅山は閉鎖され、2001年にユネスコ世界遺産に登録されました。

ファールンの場所と鉱山跡







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