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「スサノオ」は無事「ヤマタノオロチ」を成敗し 「ヤマタノオロチ」の尾から出てきた「天叢雲剣」を「アマテラス」に献上しました。
(おそらく「クシナダヒメ」はこの辺りで櫛から乙女の姿に戻っていると思われます。)
『日本神話タロット 極参』
『日本神話タロット 極参』棒ノ捌
櫛から戻ったクシナダヒメと共に、安住の地を探して旅立ちました。
囲み部分は「日本神話タロット 極参」の作者ヤマモトナオキさんの素敵な創作です。
参考記事
八本の杉はその後何度も斐伊川の氾濫によって流され、この杉は明治6年に植えられたとのこと。
「ヤマタノオロチ」を成敗し、供養したのに氾濫してしまった、、、。
自然の力は畏れ敬わないといけませんね。
「気分が清々しくなった」
と言って宮殿を構えました。
その地は「清々しい」という「スサノオ」の言葉から島根県雲南市大東町須賀という地名になっています。
現在は須我神社が建っていて「スサノオ」と「クシナダヒメ」を祀っています。
須我の説明はもう一度別記事で説明します。
はるさん的補足
「古事記」では高天原を追放された「スサノオ」はすぐに出雲の鳥髪に降り立つことになっています。
しかし「日本書紀」の一書(アルフミ)の中には「スサノオ」は出雲の前に「朝鮮半島」を経由していると書かれている物もあります。
つまり高天原からまず新羅に行き、船に乗って出雲に渡ってきたというものです。
そのような記述から「スサノオ」は朝鮮の神ではないか?
という指摘をする人もいます。
元はどこの神なのかはわかりません。
しかしこのような記述の背景には
から考えると、
朝鮮半島から渡来人によって海洋、林業、農業、製鉄などの技術がもたらされたことを示唆していると言えるでしょう。
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(36) 『日本神話タロット』ワンド8「スサノオの宮探し 八雲立つ」
これまでのあらすじ「スサノオ」は無事「ヤマタノオロチ」を成敗し 「ヤマタノオロチ」の尾から出てきた「天叢雲剣」を「アマテラス」に献上しました。
(おそらく「クシナダヒメ」はこの辺りで櫛から乙女の姿に戻っていると思われます。)
『日本神話タロット 極参』
ワンド8
「スサノオの宮探し 八雲立つ」
棒ノ捌(ワンド8)の意味
・正位置
視野の拡大、急展開、大成功の兆し
・逆位置
流れに乗れない、孤独感、決別
『日本神話タロット 極参』棒ノ捌
「八雲立つ」の解説文(写し)
櫛から戻ったクシナダヒメと共に、安住の地を探して旅立ちました。
ここまで旅していたスサノオは、自分一人で見た世界と、大切な人と見る世界では見え方が違うことを知りました。
旅の最中、越冬のために渡ってきた8羽のマナヅルが上空を飛んで行きました。
旅の最中、越冬のために渡ってきた8羽のマナヅルが上空を飛んで行きました。
参考記事
「スサノオ」と「クシナダヒメ」はどこに行ったか
「ヤマタノオロチ」を供養
言い伝えによると「スサノオ」と「クシナダヒメ」は斐伊川沿いに「ヤマタノオロチ」の8つの首を埋め、杉を植えたそうです。八本の杉はその後何度も斐伊川の氾濫によって流され、この杉は明治6年に植えられたとのこと。
「ヤマタノオロチ」を成敗し、供養したのに氾濫してしまった、、、。
自然の力は畏れ敬わないといけませんね。
須我に宮殿を構える
「クシナダヒメ」と新居を求めて旅をしていた「スサノオ」は宍道湖近くの場所を気に入り「気分が清々しくなった」
と言って宮殿を構えました。
その地は「清々しい」という「スサノオ」の言葉から島根県雲南市大東町須賀という地名になっています。
現在は須我神社が建っていて「スサノオ」と「クシナダヒメ」を祀っています。
須我の説明はもう一度別記事で説明します。
はるさん的補足
韓国に行った?「スサノオ」伝説
「古事記」では高天原を追放された「スサノオ」はすぐに出雲の鳥髪に降り立つことになっています。しかし「日本書紀」の一書(アルフミ)の中には「スサノオ」は出雲の前に「朝鮮半島」を経由していると書かれている物もあります。
つまり高天原からまず新羅に行き、船に乗って出雲に渡ってきたというものです。
そのような記述から「スサノオ」は朝鮮の神ではないか?
という指摘をする人もいます。
元はどこの神なのかはわかりません。
しかしこのような記述の背景には
・「スサノオ」が生まれた時に「イザナギ」に「海原を治めよ」と言われたことから海人族の「スサノオ信仰」があること
・「日本書紀」の一書の一つには「スサノオ」は自分の身体から樹木を発生させ、その種を日本に広めたと書かれていること
・古代出雲は製鉄が盛んだったこと
・「日本書紀」の一書の一つには「スサノオ」は自分の身体から樹木を発生させ、その種を日本に広めたと書かれていること
・古代出雲は製鉄が盛んだったこと
朝鮮半島から渡来人によって海洋、林業、農業、製鉄などの技術がもたらされたことを示唆していると言えるでしょう。
古事記の他の記事
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上巻(天地開闢から海幸彦山幸彦)
中巻(神武天皇から応神天皇)
下巻(仁徳天皇から推古天皇)
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