[運命の輪] AFTER TAROT『アフタータロット』

2021年8月8日 2021年8月12日

『アフタータロット』とは

「アフタータロット」は「ウェイト版タロットカード」の少し後を想像して描いたカードです。
(2016年　イタリア・LO SCARABEO社製)

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AFTER TAROT『アフタータロット』

[運命の輪]の『アフタータロット』

[運命の輪]の『アフタータロット』の解説書
はるさん的和訳

「運命の輪」は、未来と運命が回転する車輪です。

このカードのデザインは、まわりで何が起き、これから何が起ころうとしているかを考えさせてくれます。

上に行くものは、下にも行きます。

占星術の天使と古代の神たちは、空中に吊り上げられ、青や銀色の空の中をさまよっています。

車輪には、「力と変身の魔法の言葉」が刻まれています。

参考記事

ウェイト版タロット　[運命の輪]の絵

[運命の輪]の『アフタータロット』
＊はるさん的見解*

背景の色
「アフタータロット」のカードの多くは「ウェイト版タロット」より、黄味がかっています。

この「運命の輪」も、薄い黄色になっています。

・青 :宇宙の神秘、最も崇高なものの象徴色
　　　人が入る天国よりさらに上の神の領域

・黄色:神の世界や永遠性
　　　　　青より人間世界に近い

という象徴としての色で考えることもできるでしょう。

「アフタータロット」の方が、私たちに身近な存在になってくれたのかもしれません。

車輪が回った

車輪が回っています。(円の外側のTORA文字が動いています。)

時の経過を表すものと思われます。

ヘビが車輪の中に
ヘビが移動しました。

色は変わりましたが、同じヘビでしょうか。

ウェイト版タロットのカードではこのヘビはギリシャ神話の悪魔デュ-ポ-ンと言われていました。

「アフタータロット」ではヘビは車輪の中に移動してウロボロスの形になっています。

ウロボロスは
・脱皮してい大きく成長する様
・死と再生
・不老不死
の象徴とされています。

ですから
・私たちは、成長していくのだ。
・死んでも復活するのだ。
・(ウロボロスはむかし♾のマークで表されていたことから、)「運命の輪」は永遠に回り続けるのだ。
と表しているのかもしれません。

猿の出現
車輪の左側に猿が出現しました。

この猿はインドの神猿「ハマヌーン」だと思われます。

変幻自在に姿を変え、空も飛べるとされています。

「ハマヌーン」が何故突然現れたのかはわかりませんが、

このカードに描かれている生き物はすべて想像上のものです。

どの神様がというよりも、この世界にはさまざまな神々の回す「運命の輪」があり、人間が努力しても、善人であっても抗えない出来事は起こるものだ。と、言いたいのかも知れません。