

タロットカードは、 占いをするものだけでなく、 人生の道案内をする道具です。 カードに触れて、絵をよく見たり、 解釈を読むことで、 直感が磨かれていき、自己発見と癒しの 旅に導いてくれます。 クリスタルも、古来から、 占いにも自己発見にも 用いられてきました。 クリスタル一個一個には、 それぞれ意味があり、私たちの 人生や、生き方に助言を与えてくれます。 タロットの一つに、 クリスタルと合わせて読み解く 方法があります。 タロットの神秘と クリスタルの美とパワー。 2つの相性は抜群です。 この2つが織りなす占いを通して、 人生を見つめ直すことが できるのです。 参考記事 「クリスタルとは」「クリスタルタロットまとめページ 他のカードの石も見てみよう!」
「正義」のクリスタル: ヒスイ

ヒスイについて

ヒスイの効果
「忍耐、調和、飛躍」を表す鉱物とされ、持つ人に大いなる叡智を授け、
素晴らしい仁徳を与えてくれると
言われています
不安で落ち着かない夜にも
効果を発揮し、
持ち主に平和な眠りをもたらせてくれます
冷静さや沈着さを高めてくれるため
自ら災害に巻き込まれることも
防いでくれます
また、秘めた能力を開花させ、
夢や目標を達成させる心強いサポートを
してくれます
ヒスイの名前
古くから日本にある宝石はまとめて「玉(ぎょく)」と呼ばれていました
特に半透明で薄緑色の石が
「翡翠(カワセミ)」の羽の色に
似ていることから「翡翠玉(ヒスイギョク)」
と呼ばれるようになり、
後に「翡翠」だけで宝石を表すように
なりました

ヒスイの硬度
モース硬度8参考記事
ヒスイの色
ヒスイは7色あると言われています
ヒスイはもともと白っぽい色で、クロムが入ると緑色になります
ちなみにチタンが入ると紫色になり、アメリカではヒスイといえば紫の方が人気だそうです

誕生石
5月ヒスイの石言葉
長寿、福寿、安定、知恵古事記にも登場するヒスイ

日本のヒスイ文化が世界最古と
言われています

出土されました
ヒスイを玉に加工して、祭祀に用いたり、
権力者への贈り物に使われたり、
諸国への交易に利用していたと思われます
「古事記」に糸魚川周辺の巫女、
奴奈川姫(ぬなかわひめ)が登場します
(「古事記」では
「高志(こし)の沼河比売(ぬなかわひめ)」
と表記されています)
出雲にいた大国主命(おおくにぬしのみこと)が
美人で賢いと評判の奴奈川姫に求婚に
行くのです
八千矛神(やちほこかみ)の歌物語といって
「古事記」の中でも、特にロマンチックな
シーンですので、興味のある方はこちらをご覧ください
素敵なラブストーリーなのですが、
実際には大国主命が熱心に奴奈川姫に
求婚したのはヒスイの原産地を掌握したかったからと
されています
祭祀のさかんだった出雲にとって、
勾玉と巫女王は、
どうしても手に入れたいものでした
奴奈川姫は勾玉の製造方法を教えることを拒否し
出雲から逃避し、追っ手に追い詰められ、
自害したといわれています
出雲から出土したヒスイは全て
糸魚川周辺で採れた物だと
昭和になって証明されました
糸魚川駅前にある奴奈川姫像
