

インデライト(インデル石)は化学工業でよく使用される天然ホウ酸塩の一つです。
現在でも鉄鋼冶金(製鉄)で使用されています。
脆く、硬度が低いのでカットは困難ですが、宝石としても利用されています。
インデライト(インデル石)について
インデライト(インデル石)はクルナコバイト(クルナコフ石)と同質異像のインデライトグループに属する鉱物です。
インデライトグループとは
ホウ素(B)とマグネシウム(Mg)を主成分とする含水ホウ酸塩鉱物の分類群です。
代表的な鉱物であるインデル石(Inderite)にちなんで名付けられています。

インデライト(インデル石)の名前の由来
インデライト(インデル石)は1937年にカザフスタンのインダー山脈近くで発見され、付近にあるインダー湖にちなんで、ソビエト連邦の鉱物学者ボルドイレヴァ(Boldyreva)によって
「inderite」と命名されました。
和名はそのまま「インデル石」です。
インデライト(インデル石)の成分
インデライト(インデル石)はマグネシウム、水素、酸素を含むホウ酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
MgB3O3(OH)5・5H2O
と表されます。
参考
Mg:マグネシウム B:ホウ素
O:酸素 OH:水酸基 H2O:結晶水
インデライト(インデル石)と共生する鉱物
インデライト(インデル石)はクルナコバイト(クルナコフ石)と連続した層を形成して共生することがあります。
インデライト(インデル石)の結晶系
結晶系は単斜晶系です。

インデライト(インデル石)の硬度
モース硬度 2.5〜3
💎参考記事
インデライト(インデル石)の劈開性
劈開は一方向に完全、一方向に良好です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
インデライト(インデル石)の靭性
インデライト(インデル石)は大変脆い鉱物です。
インデライト(インデル石)の色
インデライト(インデル石)は無色、白、ピンクがあります。
透過光では無色です。
インデライト(インデル石)の光沢
真珠光沢、ガラス光沢
💎参考記事
インデライト(インデル石)の石言葉
インデライト(インデル石)の石言葉は今のところないようです。
インデライト(インデル石)の誕生日石
インデライト(インデル石)は「366日宝石図鑑」で12/16の誕生日石に選ばれました。
インデライト(インデル石)の発見地であるカザフスタンは
1991年12月16日にソ連から独立しました。
インデライト(インデル石)の主な産地
インデライト(インデル石)の主な産地は
・カザフスタン🇰🇿
・アメリカ🇺🇸
・ロシア🇷🇺
です。
インデライト(インデル石)の発見地 カザフスタンの位置とインダー湖の航空写真
・カザフスタンの位置

・インダー湖の航空写真















