

クルナコバイト(クルナコフ石)は含水ホウ酸塩グループ(インデライトグループ)の珍しい鉱物です。
インデライトグループとは
ホウ素(B)とマグネシウム(Mg)を主成分とする含水ホウ酸塩鉱物の分類群です。
代表的な鉱物であるインデル石(Inderite)にちなんで名付けられています。

一般的に無色または白色で、透明~半透明。
ガラス光沢を持ち、モース硬度は2.5~3程度と比較的柔らかい性質を示します。
クルナコバイト(クルナコフ石)について
クルナコバイト(クルナコフ石)は1940年にゴドレフスキー(Godlevsky)によってカザフスタンのアティラウ州にあるインデル湖のホウ酸塩鉱床で発見されました。
クルナコバイト(クルナコフ石)の名前の由来
クルナコバイトはロシアの鉱物学者兼化学者であるニコライ・セミョーノヴィチ・クルナコフ(Nikolai Semenovich Kurnakov, 1860–1941)にちなんで「kurnakovite」と命名されました。
和名はそのまま「クルナコフ石」です。
クルナコバイト(クルナコフ石)の成分
クルナコバイト(クルナコフ石)はホウ素とマグネシウムを主成分とする含水ホウ酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
MgB₃O₃(OH)₅·5H₂O
です。
参考
Mg:マグネシウム B:ホウ素
O:酸素 OH:水酸基 H₂O:結晶水
結晶水とは
結晶の中に一定の割合で結合している水のことで
ホストとなる分子やイオンと共有結合を作らずに結晶中に含まれる水分子です。
結晶内の一定の位置に固定されていて、結晶格子を安定化させる。
クルナコバイト(クルナコフ石)の結晶系
結晶系は三斜晶系です

クルナコバイト(クルナコフ石)の硬度
モース硬度 2.5~3
💎参考記事
クルナコバイト(クルナコフ石)の劈開性
劈開は1方向に明瞭です
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
クルナコバイト(クルナコフ石)の靭性
クルナコバイト(クルナコフ石)は脆い性質です。
クルナコバイト(クルナコフ石)の色
透明、半透明、白色
クルナコバイト(クルナコフ石)の光沢
ガラス光沢、真珠光沢
💎参考記事
クルナコバイト(クルナコフ石)の石言葉
クルナコバイト(クルナコフ石)の石言葉は今のところ無いようです。
クルナコバイト(クルナコフ石)誕生日石
クルナコバイト(クルナコフ石)は「366日宝石図鑑」で12/6の誕生日石に選ばれました。
クルナコバイトの名前の由来となったニコライ・セミョーノヴィチ・クルナコフ氏は
1860年12月6日生まれです。
クルナコバイト(クルナコフ石)の主な産地
クルナコバイト(クルナコフ石)の主な産地は
・カザフスタン🇰🇿
・チベット
・トルコ🇹🇷
・アメリカ🇺🇸
・アルゼンチン🇦🇷
です。
クルナコバイト(クルナコフ石)の発見地 カザフスタンのアティラウ州
・位置

・アティラウ州の湖と山岳風景

・カザフスタンの左右対称の美しい都市広場と大統領府

















