【ナトロライト】(ソーダ沸石)ナトリウムが主成分の針状結晶の沸石
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ナトロライト(ソーダ沸石)はゼオライト(沸石族)に共通の珪酸アルミニウムと酸化ナトリウムを主成分とする沸石です。

玄武岩などの火成岩の空隙に、方解石や方沸石、トムソン沸石、中沸石、魚眼石などと共に産出します。

ゼオライト(沸石族)とは

珪酸塩鉱物の中のグループ名です。

加熱すると水蒸気を放出する様子が、沸騰しているように見える事にちなみ、ギリシャ語で沸騰を意味する「ゼオライト」と命名されました。

ナトロライト(ソーダ沸石)について

ナトロライト(ソーダ沸石)はドイツのホルガウ地方のホーヘントヴィールで針状結晶の状態で発見されました。

沸石のポッド(気孔)内に見られる無色・放射状のソーダ沸石 
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ナトロライト(ソーダ沸石)の名前の由来

ナトロライト(ソーダ沸石)はドイツの化学者マルティン・ハインリヒ・クラプロートによってナトリウムを含んでいることにちなみ、

ソーダを意味するギリシャ語の「natron(νατρών)」と、「石」を意味する「lithos(λίθος)」に「ナトロライト(Natrolite)」と命名されました。

形状から「ニードルストーン(針形石)」や「ニードルゼオライト(針沸石)」とも呼ばれます。

和名は、成分から「ソーダ沸石」です。

参考

ソーダ:ナトリウム

ナトロライト(ソーダ沸石)の成分

ナトロライト(ソーダ沸石)はゼオライトグループに属する珪酸塩鉱物

含水ナトリウム・アルミニウム珪酸塩です。

💎参考記事 
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

一般的な化学組織は

Na2(Al2Si3O10))・2H2

と表されます。

参考

Na:ナトリウム Al:アルミニウム Si:珪素 
O:酸素 H2O :水

ナトロライト(ソーダ沸石)の結晶系

結晶系は
斜方晶系に属します。

ナトロライト(ソーダ沸石)の硬度

モース硬度 5〜5.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ナトロライト(ソーダ沸石)の劈開性

劈開は一方向に完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ナトロライト(ソーダ沸石)の脆弱性

ナトロライト(ソーダ沸石)はとても脆いです。

ナトロライト(ソーダ沸石)の色

ナトロライト(ソーダ沸石)の色は通常、

無色または白色ですが、黄色やピンクの物もあります。

ナトロライト(ソーダ沸石)の光沢

ガラス光沢、真珠光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

濃いピンク色のイネス石(イネサイト)に引き立てられた、ソーダ沸石の細い針状結晶 この写真はWikiからお借りしました

ナトロライト(ソーダ沸石)の石言葉

ナトロライト(ソーダ沸石)の石言葉は

・浄化

・変革

・直感

・内面の平和

です。

ナトロライト(ソーダ沸石)誕生日石

ナトロライト(ソーダ沸石)は「366日宝石図鑑」で9/30の誕生日石に選ばれました。

ナトロライト(ソーダ沸石)の主な産地

ナトロライト(ソーダ沸石)の主な産地は

・アメリカ🇺🇸

・オーストラリア🇦🇺

・カナダ🇨🇦

・ノルウェー🇳🇴

・日本

です。

日本では

北海道、岩手県、新潟県、岐阜県など全国的に採れます。


発見地 ドイツのホルガウ地方の位置と聖マルティン教会



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