

プルースタイト(淡紅銀鉱)は、ピラルジライト(濃紅銀鉱)とともに金銀鉱脈中に産し、
ルビーのように見えることから「ルビーシルバー」という別名があります。

プルースタイト(淡紅銀鉱)について
プルースタイト(淡紅銀鉱)はチェコ共和国のヤヒモフ(Jáchymov)という銀山で発見されました。
ヤヒモフ(Jáchymov)(ヨアヒムスタール)にまつわるトリビア
・「ドル(Dollar)」の語源: この地(ヨアヒムスタール)で鋳造された大型銀貨が「ヨアヒムスターラー(Joachimsthaler)」と呼ばれ、それが省略されて「ターラー(Thaler)」となり、最終的に現在の米ドル(Dollar)の語源になりました。
・キュリー夫人の大発見の地: 後にマリー・キュリー(キュリー夫人)がラジウムとポロニウムを発見した際、実験に使ったウラン鉱物(ピッチブレンド)も、このヤヒモフの鉱山から運ばれたものです!
プルースタイト(淡紅銀鉱)の名前の由来
プルースタイト(淡紅銀鉱)は1832年にフランスの化学者J.L.Proustにちなみ「proustite」と命名されました。
和名は見た目と成分から「淡紅銀鉱(たんこうぎんこう)」です。
プルースタイト(淡紅銀鉱)の成分
プルースタイト(淡紅銀鉱)は亜鉛と銀の硫酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
Ag3AsS3
と表されます。
参考
Ag:銀 As:ヒ素 S:硫黄
プルースタイト(淡紅銀鉱)とピラルジライト(濃紅銀鉱)
プルースタイト(淡紅銀鉱)とピラルジライト(濃紅銀鉱)は固溶体(同構造で、成分の一部が置き換わった双子の関係)です。
結晶構造の形もほぼ同じですが、プルースタイト(淡紅銀鉱)のヒ素がアンチモン(Sb)に置き換わったものがピラルジライト(濃紅銀鉱 Ag3SbS3T)です。
プルースタイト(淡紅銀鉱)の結晶系

プルースタイト(淡紅銀鉱)の硬度
モース硬度 2〜2.5
💎参考記事
プルースタイト(淡紅銀鉱)の劈開性
劈開は一方向に完全または明瞭です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
プルースタイト(淡紅銀鉱)の色
プルースタイト(淡紅銀鉱)はルビーや辰砂に似たスカーレットレッド色で
ピラルジライト(濃紅銀鉱)と比べると黒っぽさがなく鮮やかです。
プルースタイト(淡紅銀鉱)とピラルジライト(濃紅銀鉱)は紫外線に当てると共に表面が黒くなってしまいます。
長時間、日光に当てないように注意しましょう。
プルースタイト(淡紅銀鉱)の光沢
プルースタイト(淡紅銀鉱)は樹脂光沢や亜金属光沢です。
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プルースタイト(淡紅銀鉱)の石言葉
プルースタイト(淡紅銀鉱)の石言葉は今のところ無いようです。
プルースタイト(淡紅銀鉱) 誕生日石
プルースタイト(淡紅銀鉱)は「366日宝石図鑑」で9/26の誕生日石に選ばれました。
プルースタイトの命名の由来となったフランスの化学者J.L.Proustは
1754年9月26日生まれです。
プルースタイト(淡紅銀鉱)の主な産地
プルースタイト(淡紅銀鉱)の主な産地は
・アメリカ🇺🇸
・カナダ🇨🇦
・ドイツ🇩🇪
・チリ🇨🇱
・モロッコ🇲🇦
プルースタイト(淡紅銀鉱)の発見地 チェコ共和国のヤヒモフ
チェコ共和国の位置と中世銀山の様子
















