

ファウスタイト(ファウスト石)はトルコ石グループに属し、トルコ石の銅成分が亜鉛に置き換わったものです。
トルコ石グループとは
トルコ石と非常によく似た結晶構造や化学組成を持つ鉱物たちの集まり(グループ)のことです。
グループの最大の特徴は、「含まれる金属元素の割合」によって、名前や色合いがガラリと変わります。
グループ内には主に5つの鉱物が知られており、ベースとなる成分(アルミニウムやリン酸、水など)に、「銅・亜鉛・鉄」のどれがどれくらい組み合わさるかで分類されます。
トルコ石グループには
・トルコ石 :銅➕アルミニウム
・ファウスト石:亜鉛➕アルミニウム
・チャルコシデライト(鉄トルコ石):銅➕鉄
・アヘイ石:鉄➕アルミニウム
・プレーネル石:アルミニウム
が属します。
ファウスタイト(ファウスト石)について
ファウスタイト(ファウスト石)はとても小さな結晶で、カットされることは滅多にありません。
トルコ石と区別がつかないようなものもあり、そのようなものは「トルコ石」として売られているようです。
ファウスタイト(ファウスト石)の名前の由来
ファウスタイト(ファウスト石)は1953年にカナダのブリティッシュコロンビア州で発見され、
アメリカ鉱物学会の会長を務めたジョージ・トバイアス・ファウスト博士(Dr. George Tobias Faust)にちなんで「faustite」と命名されました。
和名はそのまま「ファウスト石」です。
ファウスタイト(ファウスト石)の成分
ファウスタイト(ファウスト石)は亜鉛、銅、アルミニウムを含むリン酸塩鉱物です。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
ZnAl6(PO4)4(OH)8・4H2O
と表されます。
参考
Zn:亜鉛 Al:アルミニウム P:リン O:酸素
微量のカルシウムが含まれることがあります。
ファウスタイト(ファウスト石)の結晶系
結晶系は三斜晶系です。

ファウスタイト(ファウスト石)の硬度
モース硬度 4.5〜5.5
💎参考記事
ファウスタイト(ファウスト石)の劈開性
一方向に完全、1方向に明瞭
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
ファウスタイト(ファウスト石)の靱性
とても脆い
ファウスタイト(ファウスト石)の色
薄い緑色(青りんご色🍏)

ファウスタイト(ファウスト石)の光沢
ガラス光沢
樹脂光沢
💎参考記事
ファウスタイト(ファウスト石)の石言葉
ファウスタイト(ファウスト石)の石言葉は今のところないようです。
ファウスタイト(ファウスト石)誕生日石
ファウスタイト(ファウスト石)は「366日宝石図鑑」で8/27の誕生日石になりました。
ファウスタイトの命名の由来となったジョージ・トバイアス・ファウスト博士は
1908年8月27日生まれです。
ファウスタイト(ファウスト石)の主な産地
ファウスタイト(ファウスト石)の主な産地は
・アメリカ🇺🇸
・カナダ🇨🇦
です。
日本でも河津鉱山で見つかることがあります。
発見地 カナダのブリティッシュコロンビア州の風景
・カナディアンロッキーの絶景
・カナダ鴈の親子 バンク-バ- ブリティッシュコロンビア州

















